JICA海外協力隊の世界日記

マテ茶とおしゃべりでとらんきーろ

24) パラグアイの暑さ対策

現在パラグアイは連日記録的な猛暑に見舞われています。

南半球に位置するパラグアイは12月下旬から3月下旬までが夏といわれ、1月が最も暑いといわれるものの、3月である現在も朝晩涼しくなってきたとはいえ、日中は40度近くまで気温が上昇します。

そんなとっても暑いパラグアイですが、どこにでもクーラーがあるわけではありません。私の活動先である診療所もクーラーはなく基本的には天井についている大きな扇風機(シーリングファン)を最大級に回し暑さをしのぎます。日本では暑さをしのぐ方法として、クーラー、冷たい飲み物、アイス、かき氷等々とりあえず体を冷やす方法が思い浮かびますが、私自身この夏の暑さをどうしのごうか考えていました。

ある日スーパーで、雪国で今にも凍りそうな小人たちが働く絵が描かれたマテ茶葉を見つけました。パラグアイといえばおなじみのマテですが、暑いときには特に氷でキンキンに冷やしたテレレ(冷たいマテ)を飲みます。その茶葉をよりミントが効いているものにし、ミントのス―――――っとした爽快感のある味で身体も冷やそうという作戦です。なかなか面白いですよね。その茶葉は通常のミントフレーバーの茶葉よりもよりミントを感じ、飲み始めは喉が痛いほどです。茶葉だけでなく本物のミントを追加したり、レモンやショウガ水で爽快感を増すこともあります。

今では私も今日は暑くなりそうだから、ミントの効いたテレレを飲もうと準備しています。辛いものを食べて温まろうはよく聞きますが、スーとするものを食べて涼もうというのは面白い発想です。早くも3月も終わりに差し掛かりますが残暑はまだまだ続きそうです。残りの夏もミントの効いた爽快感強めのテレレで何とか乗り切ろうと思います。

それではまた次回、Chao

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