JICA海外協力隊の世界日記

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ゴイアバ祭り①

「ゴイアバ」というくだものを知っていますか?日本ではよく「グァバ」と呼ばれているかと思います。

ブラジリアで最初にゴイアバの栽培をはじめたのは日系人。

今、ブラジリアで栽培されているゴイアバの9割はここブラズランディア産。日本人会の農家の方も、たいていの方がゴイアバを育てていらっしゃいます。そんなわけで、アルカージ日本人会主催の【ゴイアバのお祭り】が3月8~10日の3日間行われました。

私はゴイアバには今まで馴染みがなく、食べ方さえ知りませんでした。

「ブラジル人は、ゴイアバをそのまま皮ごと丸かじりで食べるのよ!」と言われ、試してみましたが

皮はと~っても柔らかくて違和感ないですが、種が固いかたい・・・。

調子にのってると歯が折れちゃう、と思ってブラジルスタイルは断念。

ゴイアバはジュースにして飲んだりもしますが、ブラジルでゴイアバといえば、なんといっても【ゴイアバーダ】

ゴイアバに砂糖を加え煮詰めて羊羹状にした【ゴイアバーダ】はブラジルを代表するお菓子。どこのスーパーでも必ずチーズのコーナー近くに並んでいます。ゴイアバーダとチーズを一緒に食べる組み合わせは最高で、その名もなんと"Romeu e Julieta"(ロミオとジュリエット)。いかにブラジル人に愛されているかが伝わってきますね(笑)

アルカージ日本人会では、毎年8月に【イチゴ祭り】も開催しています。それはすでに24年も続いていて、ブラジリアでも「ブラズランディアといえばイチゴ祭り!」というくらい、有名なお祭りになっています。

ですが、この【ゴイアバ祭り】はまだまだ始まったばかりのお祭りで、今年で4回目。お祭りの開会式で恒例のなが~いケーキは、開催年数=メートルなので、今年は4mのゴイアバケーキが用意されました。

ゴイアバの種類にも『PEDRO SATO』『SASAOKA』『OGAWA』など、日本人の名前がついていますね☆

ゴイアバからも、日本人がブラジルに与えた影響の大きさを学びました。

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