JICA海外協力隊の世界日記

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ゴイアバ祭り②日本語学校ブース

アルカージでは、大変恵まれていることに日本人会主催のお祭りなど、日本語学校がブースを出して資金を集められる機会が年に何度かあります。

この取り組みは約3年前に”FUKEIKAI”(父兄会)の協力のもと始まりました。それまでは学校には余剰の資金がなく、先生たちのお給料のやり繰りも一苦労だったそうですが、今ではこの活動のおかげで授業で使うテレビを買ったりと、学校設備の充実が可能になっています。

私たちの商品は、竹のキーホルダーやミサンガに、お客さんの名前を日本語(カタカナ)で書いてあげるというもの。

小物はもちろんすべて手作り。生徒たちが竹を切ったり、ビーズをつなげたり…男子生徒が手伝いのスキマ時間にミサンガを一番手際よく(配色のセンスもバッチリ)編むのには感心しました!

やはり、ブラジルの他の地域と比べて収入も物価も高いブラジリアだからか、これが1個10~20reais(約300~600円)でよく売れるのです。

サンパウロのように日系人の方も多く、こういった日本的な手工芸品がよく売られている場所とは違い、ブラジル人にとっての珍しさもあるかと思います。この活動が、彼らに日本文化に触れてもらう機会にもなっているのは素敵なことです。

こういったイベントでの出店を通し、親・生徒・教師の団結が育まれています。

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