JICA海外協力隊の世界日記

これがみんなのanother sky

やきそば祭り②はじめての学校バザー

今回のやきそば祭りで初の試み『BAZAR』

実は、生徒たちの研修旅行を計画していて、そのための資金を少しでも得られないかと考案してはじまった企画です。

(写真①:お客さんが食事している会館の舞台を使わせてもらい、実施しました。)

まずは会議でバザー開催の提案。許可が下りた後は、学校生徒(保護者)にバザーで売るものの寄付を募ることから開始しました。

最終的には、皆さんがたくさんの寄付をしてくれて、集まった大量の袋、袋、袋・・・仕事終わりの夜、中心になって協力してくれる保護者の家に何人かで集まり、商品の分類、値段付け。売り物になるように拭いたり、洗ったり。

みんなで「え~この服ステキ!」「それは日本に行った時に買ったのよ」「やっぱり日本の服は細部まで凝っていていいわ~」なんてオシャベリしながら作業をすすめます。『日系コミュニティーのバザー』を謳い文句にした広告も作ってもらいました。さすがここでも”日本という価値”を感じます。

(写真②左:校長先生が出してくれた白いコート、なんと先生がお嫁に行くときにお父さんがもたせてくれたものなんだそうです。今から約40年前のお品。歴史を感じて思わず写真を撮りました。)

ボランティアとしての私の「こんなことやってみたい」という思いは、一人では絶対に叶えられません。思えばいつも、その壁に頭を抱えている自分がいました。

協力してくれる保護者の存在の大切さ。

「私は先生のそのアイディアすごくいいと思うよ!」と大きく背中を押してくれた彼女。

私はここで一人じゃない、と思えた瞬間でした。

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