2019/02/06 Wed
文化
その名も『熟年クラブ』訪問!
サンパウロ市内にある『熟年クラブ』…。非常に興味をそそられますね。
実はここでもJICAボランティア(シニア)が活動をしています。
彼女に案内してもらい、いざ初入館!
『熟年クラブ』、略して『熟年』は会員制クラブ。
年会費を払って会員になれば、毎日こちらの会館で催されている色々な教室(カラオケ、コーラス、麻雀、体操、舞踊、工作 etc.)に格安で参加できる仕組みです。
もちろんここは日系のおじいちゃん・おばあちゃんによるオール日本語の世界。本棚にビッシリと詰まった貸出用の日本の文庫本を皆さんお読みになれるというので驚きです。
手作りこんにゃくやたくわんの販売、壁に貼られた最新の相撲の番付表、昭和の香り漂うマッサージチェアまで!!私の祖父母の営むお風呂屋さんに昔、似たような肩たたき機があったので、こんなに遠く離れたブラジルの地で何だかほっと安心する懐かしい気持ちになりました。
「いや~、この前メガネ忘れちゃってさ~。見なかった?」
「あー!私の財布!!財布忘れるようになっちゃあ、おしまいよ」
と、何とも熟年らしい会話が聞こえてきます。
ここは、日本と何にも変わりません。
SHARE