2019/06/17 Mon
文化
日系社会のUNDOKAI
日系社会で、当たり前のように"UNDOKAI"という言葉を聞くけれど、
日本の運動会と同じなの?
こんな疑問を持っていませんか?(私は持っていました!)
私が感じる(私自身のいくつかの経験をまとめると)ブラジル日系社会のUndokaiは、日本でいうところの『地域の運動会』というイメージが合うかと思います。
日本語学校がある場合、形としてはやはり「学校生徒」が中心に置かれてはいますが、日本の小中高校で開かれる運動会や体育祭のように、「学校(生徒)だけのもの」ではありません。
日本人会のおじいちゃん、おばあちゃんはもちろん、その親戚や友達、学校周辺に住む地域の人々(最近では、非日系の人も)みんな参加するのが、Undokaiです。
Undokaiのプログラムには、
【大玉ころがし―子ども】【ビール瓶釣り走―70才以上男女】というふうに、種目と参加対象者が書かれていて、対象者はみんなその場で自分の好きな競技に参加できます。
日本では馴染みのない競技もたくさん!
【嫁さがし競争】という名の競技はテッパンで、おじさまたちは「新しいヨメ探しに行くぞ~」なんてジョークを言って出陣。
その他にも
【レモン引っ張り競争】発砲トレーにレモンを一個乗せて紐で引っ張りながら、誰が一番早くゴールできるか
【ボトル水入れ競争】一人コップ1杯の水を順番に入れていき、どちらのチームがより多くの水を入れられるか
・・・などなど。簡単そうに見えても、なかなかコツが必要で、意外性のある凝った競技たちに新参者の私は悪戦苦闘です。笑
そして、私が思うUndokaiの一番面白いところは、景品の存在!
一つひとつの競技ごとに、参加者は景品がもらえるのです。1位○○2位○○3位○○、4位以下は全員○○といった具合に全競技、しっかり分けて用意しています。
景品も油、小麦粉、洗剤、スポンジなど、生活密着型なのがうれしい!笑
だから(?)みんな真剣!
私は今年、三人四脚を2位でゴールイン★
たまたま居合わせた組み合わせで、見事に息が合わさり、風を切って走れたのは爽快体験でした。
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