JICA海外協力隊の世界日記

チュニジア女性は逞しい!?

カホアでほっと一息。1年間ありがとうございました。

気がつけば年末も押し迫ってきて、日本ではみんな大忙しだと思います。

チュニジアでは、ラマダーン(イスラム歴の第9月のことを言います、この期間に人々が日中断食をすることで知られています)やマウリド・アン=ナビー(預言者ムハンマドの生誕祭)といった、イスラム教の祭事が中心で、クリスマスや年末年始には特別なイベントはありません。私も12月30日も1月2日もいつもの通り事務所で活動する予定です。

配属先の事務所では、主に農家さんの製品を紹介するためのチラシやSNSの原稿を作ったり、施策の企画書を作ったり、ディスカッションしたりしています。フランス語やアラビア語でドキュメントを作成するため、あっという間に時間が経ちます。

そんな私のほっと一息は、カホア・ディレクトです。カプチーノのミルクが多いバージョンです。スチームされたミルクがとても美味しいのです。スースの街の真ん中、メディナ(旧市街)の前の広場にあるシェリーは私がよく行くコーヒースタンド。お店の方ともすっかり顔なじみです。いつも賑わっていて、スースっ子はみんなその名前を知っています。待ち合わせ場所としてももってこいです。スースに来られる際はぜひ立ち寄ってみてください。

今日はシェリーの方々と記念撮影。

言葉や日本の常識が通じず、悪戦苦闘、フラストレーションを感じる毎日ではありますが、皆さんの温かみを感じる瞬間が大好きです。

カホアを買って、気持ちいい太陽の下、事務所に帰る道すがら、ふっと思いました。あ、私がチュニジアに来てもうすぐ1年だな、と。

これまで1年無事に過ごせたことを皆さんに感謝。

いつも私の話を理解しようと努めてくれる配属先のカウンターパートの方、言葉が通じない私を迎え入れてくれる農家のみなさん、話を聞いてもらったり活動に協力してくださったりしているチュニジア在住の日本人の方々、優しいフランス語の先生達(チュニジア人+日本人)、年齢関係なく友達でいてくれるチュニジアの若者達、サバサバしてしっかり者の大家さん、よく行くお店や近所の方々、様々な角度から応援してくださるJICAのスタッフの方々、ボランティアの仲間・・・。

そして家族。実は今日は妹の誕生日なのです。活動にご協力いただいている日本のチュニジア雑貨店さんからオリーブのまな板や焼きものを選んで送りました。喜んでくれるといいなあ。

正直、自分の活動が軌道に乗っている、とは言い兼ねますが、あと1年、チュニジアのペースに合わせて焦らず、ぼちぼちできるところから進めて行こうと思います。皆さん、応援してくださいね。

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