JICA海外協力隊の世界日記

チュニジア女性は逞しい!?

マハタ(駅)色々

先日、いつものようにメディナ(旧市街)前の広場の木陰で、いつものコーヒースタンドで買ったカホア・ディレクト(カプチーノ)を飲んでいたら、綺麗な若い女性が、何の躊躇いもなく、私にフランス語で道を聞いてきました。見た感じはチュニジア人のようだったのですが、私のことを地元民と認定してくれたのかなあ、光栄です。

メトロの駅、とのことだったので、「あっちですー」、と指差しながら、英語とフランス語、チュニジアアラビア語をごちゃ混ぜで答えましたが、伝わったようです。メトロの駅の方に速足で向かって行きました。

案内しながら、学生時代を少し懐かしく思い出しました。観光地にある大学に通っていたので、観光客によく道を尋ねられていたのです。

私が住んでいるスースの街も観光都市。

また、スースはチュニジア第3の都市でもあり、各種乗り物の駅があります。

「どこどこの駅で集合」と言う時は、駅名ではなく、何の乗り物の駅かを示すのがポイントです。

実は、私は地元民(チュニジア人達)との駅での待ち合わせに何回か失敗しています。駅名に地図までつけたのにも関わらず、私が意図していたのとは、異なる駅に行ってしまっていました。

チュニジアアラビア語で駅のことをマハタ、と言います。スースにあるマハタは以下。

ー マハタ トラン:チュニスやスファックス行きの機関車の駅

ー マハタ メトロ:モナスティールやマハディアに行く電車の駅、鉄道はスースにちなんで*、「メトロ サヘル」と呼ばれます(上の写真はその時刻表、本数が多くてとても便利です) *スースは「サヘルの真珠」、と呼ばれています

ー マハタ ブス、マハタ カール:バスステーション、県内行き・県外行きで駅が分かれています

ー マハタ ルアージュ:乗合タクシーの駅です(下の写真)、これも県内行き・県外行きで駅が分かれています

トラン、は英語のトレイン、フランス式発音で、列車の意味です。ブス、もバスのフランス語式発音です。メトロは、フランス語で地下鉄を指します。

でも、チュニジアのメトロは地上を走っており、地下区間は全くありません。

このため、私は「メトロ」と「トラン」を路線の違いくらいにしか思っていませんでした。しかし、それぞれの正式な駅名を伝えても、タクシーの運転手えさえもどこの駅なのかわからない様子。「マハタ メトロ」とか「マハタ トラン」と伝えてやっと、「ああ、この駅ね」と認識されました。どうやら、日本のJRや私鉄の駅と地下鉄の駅との区別と同様に、区別して認識されているようです。

また、マハタ、だけだとルアージュ(乗合タクシー)のことだと思う人も多いようです。ルアージュが市民の生活に根付いているのがよくわかります。

このことに気づいてから、私も「マハタ」の種類を都度確認するようになりました。それぞれ場所が異なりますからね。これで、待ち合わせも安心です。

「メトロ」の語源は「メトロポリタン」から来ているそうです。友人から教えてもらいました。色々面白い。

チュニジアの基幹鉄道(トラン)については、以前の記事でも取り上げていますので、ぜひご覧ください。

https://world-diary.jica.go.jp/furuichikeiko/life/post_4.php 「汽車?電車?」

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ