JICA海外協力隊の世界日記

Petit à petit(ぷてぃたぷてぃ)ベナン協力隊記

活動先紹介


81日は、ベナンの59回目の独立記念日でした。


開催日の前から、街中に国旗が増え、街を綺麗にし、軍人がパレードの練習をしたりしていて、式典の盛り上がりを感じることができました。とても楽しみにしていたのですが事情により見にいくことができませんでした。来年、見に行けることを祈ります。


さて今回は、私の活動先の紹介をしたいと思います。


どこにある?


ベナン唯一の漁港であるコトヌー零細漁港で活動しています。1992年に丸木船からの荷降ろしを容易にするため整備されたのですが、2003年に日本の無償資金協力により整備され、製氷機や岸壁ができ、漁の効率や流通体制が改善されました。



なにがある?


主にトビウオやサバ、小型マグロが水揚げされます。私はサメやイカ、伊勢エビ、カジキマグロが水揚げされるとワクワクして写真を撮りに行きます。気性の荒い海の男、その数段上の逞しさ誇る魚売りのおばちゃん、そんな彼ら彼女らがため息をつくほどやんちゃな子供達でいつも活気に溢れています。



いつやってる?


水揚げに応じて大体9時頃から18時頃まで賑わっています。8日に一度あるゾボドと呼ばれる禁漁日と、ベナンの祝日は休む人もいますが、毎日、漁港は開かれています。ベナンでは、主にキリスト教とイスラム教、そしてブードゥー教が信仰されており、それぞれの宗教の行事で祝日になることが多く、祝日前は、多くの人が魚を買いに漁港を訪れます。



どうやって魚は漁港にやってくる?


ピローグと呼ばれる手作りの木製の船にヤマハ製のモーターをつけ、食料と燃料、保存用の氷を積み、ギニア湾まで漁に出ます。日帰りのときもあれば、3~5日、海の上で寝泊まりして漁を続けることもあるそうです。漁が終わると、1次仲買人である、船長の妻や投資家に連絡が入り、荷捌場に2次以降の仲買人や多くの人がやってきます。


日本人に負けないほど、魚が大好きなベナン人


そんなベナンの人々とともに、私は、このコトヌー漁港で活動しています。



読んで頂きありがとうございました!


次回の投稿もお楽しみに!

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