2019/11/28 Thu
文化 漁港
ベナンのひんやりスイーツ特集


師走の候、寒さも日毎に増している日本国内かと存じます。平成の夏を最後に、ずっと冬を感じることができていない私は、こたつや温泉、ラーメンを夢に見る日々を過ごしております。現実のここベナンは酷暑多湿の雨季が終わり、サハラの砂塵を含む貿易風ハルマッタンが吹き荒れる乾季に突入しました。
そこで今回は、私の活動先であるコトヌー漁港で食べられる、ひんやりスイーツをご紹介します。
まずは、冒頭の「アパン」。これはトウモロコシの粉を練ったものです。氷と練乳、そして、タピオカをたっぷり混ぜて食べます。イメージとしては、練乳をかけたかき氷にタピオカが入っているような感じです。お昼ご飯の後に小腹が空いて、ついつい買ってしまうひんやりスイーツです。(こちらのタピオカは白いです)


続いては、「レンゲ」です。世界最小のパスタと呼ばれる「クスクス」に、練乳と氷を混ぜて食べます。
表現するのは難しいのですが、練乳をかけたごはんに氷が入っている…そんな感じでしょうか?残念ながら、私の口には合いませんでした。


最後は、アイスコーヒーです。
ちなみに私の地元、大阪ではアイスコーヒーのことをレイコーと呼んだりもします。さて、そんなベナンのアイスコーヒーですが、インスタントコーヒーに、水と氷と練乳を混ぜて飲みます。一緒にフランスパンを買って、コーヒーに浸して食べるのが人気です。
さていかがでしたでしょうか?ベナンのひんやりスイーツ特集。まとめると全部「練乳」です。食べ過ぎには注意が必要ですね。ここで紹介した食べ物については、あくまで私個人の感想なので、もし、コトヌー漁港にお立ち寄りの際は、ぜひ食べてみてください。
注意事項
途上国で氷を食べることは、衛生上、推奨されていません。氷を作るための水が綺麗でないないことが多いためです。ここコトヌー漁港は、日本の無償資金協力で整備されており、魚の鮮度を保つための清潔な氷を製氷する日本製の機械が寄付されています。
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