JICA海外協力隊の世界日記

赤道直下滞在記

エクアドルと日本のつながり

赴任地のマナビ県カルセタ市に到着しました。
私の受け入れ機関はマナビ県投資プロモーション公社なので、担当者と共にマナビ県庁にお伺いし、県知事と副知事にご挨拶させて頂きました。

県知事は日本に何度か行かれたことがあるそうで、いくつかの港のある市の名前を挙げられました。
マナビ県は太平洋に面しており水産業も活発なので、そのためかもしれません。

県知事は日本人の友人がご自宅の近くに住んでおられるそうです。
また、マナビ県投資プロモーション公社の担当の方も日本人の友人がいらっしゃるとのことでした。
エクアドルにいる日本人は380名程度(2014年、外務省ホームページより)なので、エクアドルの方で日本人の友人がいらっしゃる方にお会いするとは思いがけないことで、エクアドルに来る前に「ほとんどの方にとって私が初めての日本人ではないか」「日本のことはほとんど知られていないのではないか」と思っていたことを反省しました。

エクアドルの方と「日本」について話をすると、車や電気製品、お寿司などが中心になります。
また、日本と他の東アジア諸国が一緒にされていることはしょっちゅうです。
車や電気製品は普段の生活で目にしているものです。数は少ないですが、大きな都市には寿司屋もあります。しかし、歴史や文化については、自然に目に入る情報としては限られると思います。そのため、直接会って話ができる機会はとても貴重です。
ボランティアとしてエクアドルの発展に貢献する活動は当然ですが、それだけでなく、相互理解を深めることも大きな活動の一つです。そのため、機会があれば料理(天ぷらなど)を作って食べてもらったり、たどたどしいスペイン語ですが、日本の政治や文化の話をしたりしています。

逆に、日本の多くの方がエクアドルについて知っていることも限られると思います。エクアドルのことを皆さんにもっと知っていただけるよう、今後も情報をお届けします。

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