JICA海外協力隊の世界日記

赤道直下滞在記

エクアドルのクリスマス

エクアドル人の多くはキリスト教徒です。クリスマスが近づき、エクアドルでも街中でクリスマスの飾り付けが多く見られるようになっています。

スーパーでは、大きなクリスマスツリーが飾られたり、エレベーターの入り口をお菓子の家のように飾り付けたり、店内はクリスマスのデコレーションで一杯です。家でもイルミネーションやツリーが飾られ、町中がクリスマスの雰囲気で包まれています。日本で見られる「雪」や「雪だるま」のようなデコレーションが見られないのが日本と違う雰囲気で新鮮です。クリスマスはプレゼントを贈るのも習慣で、スーパーではプレゼントを買い求めるお客で賑わい、プレゼントを包む店員も大忙しです。(写真はスーパー入口の飾り付け)

私の活動する会社でもこの時期に行われる会議に合わせ、参加した農家の方にプレゼントを配っていました。プレゼントは飲み物や食べ物が中心で、一人あたり5kgを超えています。農家の方が多いので、会社には300をはるかに超えるプレゼントが用意されていました。(写真は倉庫に保管されていたプレゼント)

クリスマスとはいえ、ここは赤道直下のエクアドル。私の活動している会社は日中の気温が30℃を超え、日差しも強い日が続いています。暑い中での会議だったのでさぞお疲れのことと思いますが、午後2時から始まった会議を終え、夕方には農家の方がプレゼントを受け取るために長蛇の列を作っていました。皆さん、重いプレゼントを軽々と持ち上げ、嬉しそうに帰途についていました。

同僚にクリスマスの過ごし方を尋ねたところ、12月25日になった午前0時から家族みんなでクリスマスディナーを楽しみ、教会でのミサに参加するそうです。

私も日本とは違った雰囲気のクリスマスを楽しみたいと思います。(写真はプレゼントを受け取るために並んでいる農家のみなさん)

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