JICA海外協力隊の世界日記

インドネシア日記~ソロ活動中~

#20 結婚式披露宴

こんにちは!

私はインドネシアに来てから、同僚やこちらで知り合った友達の結婚式に参加する機会が3回ほどありました。そこで今回は、日本とインドネシアとの結婚式披露宴における違いについて項目に分けて紹介します。ちなみにインドネシアの結婚式は急に招待されることが多く、結婚式当日に招待されることもありました。

〇服装について

男性はバティックと呼ばれるろうけつ染めの衣装、女性は長袖のロングドレスを着用します。日本のようにスーツを着用している男性はほとんどいません。上の写真のように、デザインは派手なものが多く、服の色についても基本的に自由となっています。

〇ご祝儀について

日本では3万円が相場となっていますが、インドネシアでは1,000~3,000円となっています。日本のようなご祝儀袋ではなく普通の無地の白封筒を使用し、結婚式会場の入り口に用意されたBOXに入れるスタイルです。相場がきっちりと決まっているわけではないため、いくら渡せばよいのか悩みます。5,000円を包もうとすると同僚から多すぎる!と注意をされました。

〇参加人数について

少なくとも300人、私が参加したものの中には1,000人以上も参加しているものもありました。人数が多すぎて、誰がどういった関係なのかは全くわかりませんでした。日本の結婚式のように親しい関係の人だけを招待するのではなく、とにかく大規模に!という姿勢のようです。

〇式の構成について

日本の披露宴ではケーキ入刀やファーストバイト、新郎新婦のスピーチ、余興や新郎新婦の生まれてから今に至るまでの成長ムービー等様々なプログラムが用意されていることが一般的かと思います。

一方インドネシアでは司会者が新郎新婦を紹介したのち、グループで写真撮影が始まります。長蛇の列を作って写真撮影待ちをします。新郎新婦と写真を撮るためだけに20、30分待つこともあります。写真撮影をし終わって、伝統的なインドネシア料理をいただいたらお開きとなります。出入り自由なので、遅刻しても全く問題がありません。写真撮影と食事のみのプログラムとなるため、たいていの人が1時間ほどで途中退席をします。

〇所感について

・日本の結婚式披露宴に比べてシンプルな構成となっており、少々物足りなさを感じましたが、参列者にとっては1時間ほどの短い式ですので気軽に参加することができました。

・披露宴会場は人でごった返しており、お祭りに来たような気分になれます。

・ご祝儀の相場が日本の10分の1程度ですので、財布に優しく、「ご祝儀貧乏」にはならずに済みます。

以上が私が感じた日本とインドネシアとの結婚式披露宴の違いです。皆さんがインドネシアで結婚式を行う、もしくは参列される際の参考になれば嬉しいです。

それではsampai jumpa lagi!(読み方は ”サンパイ ジュンパラギ”  意味は またお会いしましょう" )

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