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こんにちは。タンザニアで機械工学隊員として活動している後藤です。

今回は活動先の職業訓練学校、通称VETA(Vocational Education and Training Authority)について少し詳しくお話しします。

VETAはタンザニア政府の教育科学技術省の管轄下にあり、各都市に設置されています。その訓練校の数は全国で約50校にもなります。

私の活動先のダルエスサラームの訓練校は、国内で最も規模の大きな学校の一つです。コースは多岐にわたり、木工、電気、機械、ペインティング、車両整備、ICT、服飾、調理、などなど大小合わせて20以上の種類があり、1000名を超える学生が日々学んでいます。

期間は、2年間または3年間学ぶ通常のコースに加え、3カ月や6カ月だけ学ぶ短期コースもあり、絶えず人の出入りがある印象を受けます。

年齢層は(コースによりますが)10代後半～20代半ばが多いように感じます。日本では中学校にあたるセカンダリスクールを卒業して、そのまま入学してくる学生もいれば、一度就職した後さらに専門性を高めるために入学してくる学生も多くいます。

↑ 毎週月曜と金曜の朝礼の様子

一日の始まりは早く、7時半には登校し清掃などを行い、8時には授業が開始されます。11時～11時半のチャイ(軽食)の時間を挟み、15時半まで座学や実習が行われます。

↑ PCの授業を受ける学生たち

ちなみに、先日11月24日は卒業式でした。その時の様子もまた後日お伝えします。

ではまた次回。