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少し前になりますが、11月下旬に学校の卒業式が行われました。今回はその時の様子を少しだけ。

学校には体育館のような屋内の広い場所がないため、式は屋外の中庭を使って行われました。
ダルエスサラームの11月はすでにもう暑く(タンザニアは南半球)、テントの下に入っていないと大変です。

式は朝の10時頃から始まりました。
来賓や学生の代表挨拶などがあるのは日本と同じですが、DJがいて合間に音楽を流したり、式の途中で学生のグループによる歌やダンスなどの余興があったりと、タンザニアならではの賑やかな雰囲気の中で行われました。

タンザニアでは、誕生日や卒業式など様々な祝い事の際、お祝いされる人がゲストにケーキを一口ずつ食べさせるという習慣があります。

↑本の形をした立派なケーキ

今回の卒業式でも家族がケーキを持ってきている学生が何名かおり、式が終わったあとに周りの先生や友達にケーキをふるまっていました。僕もありがたくいただきました。日本だと逆の発想になってしまいますが、何か新鮮な感覚でした。

↑学生にケーキを食べさせてもらう同僚の先生

卒業していく彼/彼女らと過ごしたのは10カ月ほどでしたが、いきなりやってきた何も分からない日本人を温かく受け入れてくれ、助けてくれたことに感謝です。就職する人、勉強し続ける人それぞれ頑張ってほしいと思います。

なお、式は終わってもDJが夕方まで残って音楽は流れて続けており、学生たちは思い思いにダンスを楽しんでいました。

ではまた次回。