2024/04/23 Tue
文化
#13 キテンゲ
みなさんはアフリカのカラフルな柄の布を見たことがあるでしょうか?日本では「アフリカンプリント」などと呼ばれていますが、ここタンザニアではスワヒリ語で「キテンゲ」と呼ばれます。
私の住むダルエスサラームにもキテンゲストリートと呼ばれる場所があり、キテンゲを売るお店が立ち並んでいます。プリントのバリエーションはとても豊富で、同じ柄を見つけるのは容易ではありません。
↑お店の様子
良く売られているサイズは1.15×5.5m程で、シャツであれば2枚は作ることができます。値段は20,000〜25,000タンザニアシリング(約1,200〜1,500円)程です。ちなみに製造国はMade in Tanzaniaのものもありますが、ナイジェリアやガーナなどのアフリカ諸国から輸入しているものも多いようです。
私も一度、活動先からもらったキテンゲでシャツを作ってもらいました。
どの地域にも近所にはたいてい仕立て屋さんがおり、キテンゲ生地を持っていけば彼らに作ってもらえたり、手直ししてもらうことができます。
↑古着市場の仕立て屋さん
ちなみに先日、JICAタンザニア事務所で活動の中間/最終報告会があったのですが、その際には発表者は皆キテンゲで臨みました。
↑隊員報告会にて。ちょうど活動を終えた女性隊員はキテンゲ生地で作った着物でした!
タンザニアに来られた際には、ぜひお気に入りの柄のキテンゲで服を作ってもらってください。
ではまた次回。
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