JICA海外協力隊の世界日記

Habari Tanzania~タンザニア日記~

#19 サバサバ

スワヒリ語でsaba(サバ)は数字の7を意味します。タンザニアでは7月7日はsabasaba(サバサバ)の日と呼ばれ、タンザニアの独立運動の中心を担ったタンガニーカ・アフリカ民族同盟の創設を祝う祝日になっています。

その前後1週間の合わせて約2週間の間、毎年大規模な国際見本市が首座都市ダルエスサラームで開かれます。会場が自宅から近いこともあり、今回見学に行ってきました。

ちょっとした遊園地くらいの広さはありそうな広大な会場の中に入ると、タンザニアの通信、銀行、機械、食品、日用品などの大企業から中小企業まで、役所、病院、学校などの公的な機関、そして個人など、ありとあらゆる展示や販売があり、活気に溢れていました。まだまだ知らないタンザニアの産業、企業がたくさんあることを思い知りました。

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↑人でごった返す会場内 (昨年は2週間で延べ30万人の来場者があったそうです)

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↑各地域の役所がサポートする個人事業者のブース

私の所属先の職業訓練校(VETA)も大きな展示会場を持っていて、各都市の学校から来た先生や学生たちが熱心に来場者に説明していました。

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↑私の所属先のVETAブース

タンザニア国内だけでなく、アフリカ各国や中国、韓国、そして日本などのブースもありました。特に中国は一つの国で体育館ほどの大きなパビリオンを持っていて、改めてそのプレゼンスの高さを感じました。

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↑日本のブース(JICAが支援する日本の様々な企業が出展していました)

会場案内の地図も配られない中で、様々なジャンル・会社のブースがランダムに配置されている様にも見える会場内はとても混沌としていましたが、次に何の展示があるのか分からない面白さがありました。

仮設のブースも多い一方で、常設に思える立派な建物も多く、この見本市が行われない1年弱の期間は、この建物や敷地は何に使われているのだろう、という疑問も生まれましたが、、。帰国までに調査したいと思います。

ではまた次回。

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