JICA海外協力隊の世界日記

微笑みの国から

プノン誌NEA訪問

11月1日()、午前10時に日系月刊誌であるプノン編集長がNEAディレクターであるホン・チユン氏のインタビューにやって来た。今年の2月に一度ホン氏をインタビューしたので、2度目である。今回は、4ページスポンサーである日系不動産会社の依頼で再度のインタビューとなった。

まず、11月5日、6日に行われるナショナルキャリアフェアの話題からインタビューが始まった。現在までに93社が参加する国内最大のキャリアフェアである。

2日間の予想入場者は2万5千人以上。そのうち、日系企業の参加が、9社である。

企業が期待する雇用者像では、特に日系企業が期待する雇用者像は、まじめで素直、長期に働いてくれる、チームワークができる、協調性がある等々である。近年、外国からの企業がカンボジアでビジネスを展開し始め、人材の多様化が進み、それに伴う人材の育成がますます重要になっている。その意味で、初等・中等教育過程の中で、キャリア教育を充実させ、技術系専門教育では、技術水準の向上が求められている。こうした一連の流れの中で、良質な人材を生み出すことで、労働市場の健全化が生まれるのだと、ホン氏は強調する。

こうした労働市場環境の変化-より良い方向に進んでいるという意味-がもたらす影響として、多くの投資家がカンボジア経済ビジネスに参画している。今後ますます大きくなるカンボジア経済を考えれば、今がビジネスチャンスの良い機会ではないのか。もっと日系企業がカンボジアに進出してくることを期待したい。ホン氏は日本の大学で、博士号を取得していることもあり、日本に対する理解は深い。だからこそ、日系企業の進出に期待が大きいのだと思う。

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