JICA海外協力隊の世界日記

コロンビア 新発見!

健康診断と活動後半の始まり

 シニア海外ボランティアは任期中に一度帰国し、健康診断が受けられるという制度があります(現行制度では変更になっているかもしれません)。私は6月末からの30日間一時帰国し、主目的である健康診断の他にも家の用事、友人知人への報告、久しぶりの日本食を堪能したりしてあわただしく過ごし、現在は任地に戻っているところです(写真は任地のある日曜日の風景です)。

 健康診断では幸い異常所見はありませんでしたが、面白いことに血液検査の赤血球とヘモグロビンの値が派遣前に比べて増加していました。2600mの高地で過ごしている私の体は無意識のうちに日々高地トレーニングをしているようです。

 さて、8月終盤になり任期が来年6月までの私の活動期間は残すところ10ヶ月となりました。10ヶ月といってもこちらでは12月から1月はクリスマスや契約更新のためほとんど仕事が進まないので実質8ヶ月が後半の活動期間です。私の鉱業センターでの活動は、鉱山からの廃水処理技術を伝え本設備を稼働させることですが、これまでに第一段階の実験室での処理技術の確認は当初の計画通り進行しました。今後は第二段階のスケールアップ試験、第三段階の最終設備の工事、稼働に進む予定ですが、残念なことに予算の関係で遅れが生じそうです。計画通り進まないのはよく聞く話なのであわてても仕方がないのですが、予算がとれ次第活動が円滑に進められるようにセンターの関係者ともよく相談し準備しておこうと思っています。活動の進捗についてはまた別の機会に報告いたします。

以上、今回は健康診断と活動後半についてのご紹介でした。

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