JICA海外協力隊の世界日記

コロンビア 新発見!

シニアボランティアの一日

コロンビアに到着して半年がたち、こちらの生活にも慣れてきました。今回は私のある一日をご紹介します。

【午前5時30分】 起床、朝食はハムとチーズをはさんだサンドイッチと紅茶です。

【午前6時20分】 アパ-トを出て徒歩10分のところにあるバス停からバスに乗り、7km離れた山の中の訓練センターへ。途中の道は未舗装部分も多く、運悪く座れない日は上下左右に揺られ朝から運動することになります。

【午前7時10分】センターに到着。始業のベルなどないので、なんとなく仕事が始まる感じです。この日は8時半に炭鉱からの排水をサンプリングし、実験室で中和試験をしました。

【午前10時】 コロンビアの人たちはよく食べます。12時の昼食の前に、「オンセ(11時)」といって午前の軽食をとります。日本で言えば10時のお茶の時間のようなもので、訓練生だけでなく教員も売店でスナック菓子やサンドイッチ、サルチパパを食べます。サルチパパはソーセージとフライドポテトで、ケチャップをかけて食べると絶品です。お昼はこれだけで十分というくらいの量の多さです。その後実験の続きです。

【正午】 同僚とグランドへ行ってお昼を食べます。食堂の定食は150円位で食べられますが、量が多く食べきれないので毎日弁当を作っています。

【午後1時】 午前中に中和試験をしたサンプルを分析します。目標としていた結果が得られて、一安心です。急いで同僚と実験器具を片付け、データをまとめます。

【午後4時】 訓練センターからのバスに乗ります。バスはこの便だけなので、残業もない代わりに絶対に間に合わせないといけません。

【午後4時40分】 アパートに到着。少し休んでから近所のスーパーに食材を買いに行きます。

【午後6時】 ソガモソに来てから習い始めたティプレ(ギターに似たコロンビアの楽器)を30分ほど練習してから、運動不足解消のためラジオ体操1、2とストレッチを30分。

【午後7時】 シャワーを浴びてから夕食準備。ご飯を炊いて、野菜の煮込み、ハンバーグ(出来合いのものですが)を作ります。明日の昼食分も一緒です。

【午後8時15分】 インターネットで日本のニュースを見ながら夕食です。

片付けの後日記を書いて、テレビを見たり、家族にメールで連絡をとったりしてのんびりします。

【午後11時】 就寝 

以上がある日の記録ですが、仕事場以外では仕事のことは何も考えないようにしています。もちろん帰宅後に職場の人と飲みに行くこともありますし、何もしたくない日もあります。ただでさえ異国での一人の生活なので、なるべくストレスをためないように心がけて生活しています。

以上シニアボランティアの一日でした。

写真1:同僚と日陰で昼食

写真2:ボリューム満点のサルチパパ

写真3:ティプレ(12弦あります)

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