JICA海外協力隊の世界日記

コロンビア 新発見!

コーヒー地帯への旅行

11月第一週の三連休を利用して、コーヒー地帯を旅行してきました。首都ボゴタから飛行機で30分の所にあるアルメニアは、コーヒートライアングルと呼ばれる一大コーヒー生産地の一つで、『コロンビアのコーヒー産地の文化的景観』として、世界文化遺産にも登録されています。

今回はアルメニアで活動する同期のシニアボランティアに3日間にわたり周辺を含めて案内してもらうことができました。

一日目は世界一高いヤシの木がある、ココラ渓谷を訪れました。高さ60~70mにもなるヤシの木が緑の山肌のいたるところに生えています。長い幹の先端に少しだけ葉がついているヤシで、何とも不思議な形をしています。生え始めの頃は葉っぱが育ち、その後幹がグングンと生長してこのような形になるそうです。ヤシといえば、『名も知らぬ遠き島より流れ寄る椰子の実一つ』という歌のように、海辺に生えているような印象もありますが、いろいろな種類があるということを改めて勉強することができました。

二日目はコーヒー地帯にあるパルケデルカフェ(コーヒー公園)を尋ねました。ジェットコースターなどのアトラクションや乗馬も体験できる広大なアミューズメントパークで、大勢の家族連れで賑わっていました。併設されている博物館の展示にはコロンビアコーヒーの輸出国が書かれてあり、日本はアメリカに次ぐ12%も輸出されているそうです(2007-8年)。日本人のコーヒー好きがよくわかります。

最終日はアルメニア市内にあるビーダ公園を散策しました。クリスマス時期にはイルミネーションが飾られ賑やかになる市民の憩いの場所だそうです。ここでは日本のものとは違った太く背の高い竹や、グアティンというカピバラのような珍しい動物も見ることができました。

今回は、日本では見られないコーヒー園や動植物の見学ができ、また同期のボランティアとも久しぶりに話すこともできて、とても有意義な旅になりました。

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