JICA海外協力隊の世界日記

コロンビア 新発見!

芸術の香りを嗅ぎにボゴタへ

 私の住むソガモソの文化施設としては考古学博物館とテアトロ・ソガモソという音楽ホールがあります。考古学博物館はムイスカという原住民(インディヘナ)の歴史や文化を中心にした見ごたえのある展示がされています。一方テアトロ・ソガモソは1936年に建設された立派な劇場で、一度は演奏会に行ってみたいと思っています。これらについてはできれば別の機会にご紹介したいと思っています。
ソガモソは2時間もあれば隅から隅まで歩けてしまう街なので、刺激を受けに時々ボゴタに出かけることにしています。ボゴタは歴史のある800万人の大都会ですので、文化施設が充実しています。その中から私の行ったことのある2つについてご紹介します。

【ボテロ美術館】
 ボテロはコロンビアの第二の都市メデジン出身の画家で、何でも太らせて描く作風が特徴です。この美術館には彼の作品だけでなく、有名画家のコレクションも充実していて無料で鑑賞することができます。ピカソやモネ、ルノアール、ダリなどの作品がコロンビアで常設展示されているとは思いませんでした。

【テアトロ・コロン】
 こちらもボテロ美術館と同じくカンデラリア地区という旧市街にある1895年に建てられた由緒ある劇場です。日本のオーケストラに例えれば、NHK交響楽団に相当するコロンビアナショナルオーケストラが本拠地としているホールで、コンサートやバレエが上演され、雰囲気、音楽を楽しむにはこれ以上ないところです。2月の初めにはロシア国立バレエ団による白鳥の湖を3階のボックス席(冒頭の写真)から鑑賞でき、幸せな気分に浸ることができました。

どちらも必見ですので、コロンビアにおいでの際は是非訪れてみてください。


今回はボゴタの文化施設をご紹介しました。

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