JICA海外協力隊の世界日記

コロンビア 新発見!

2600mの高地にて

南米というと暑いというイメージがありますが、私の住んでいるソガモソは標高2569m、職場は更に100m高い所にあるため、一年を通して最高気温は20℃行くか行かないか、最低気温は10℃を切るくらいで、とても過ごしやすいところです。9月末にコロンビアの首都ボゴタ(こちらも標高2600m)に着いてから5ヶ月がたちました。到着したばかりの頃は少し歩いても息が切れるという高山病の症状がありましたが、しばらくすると少し慣れて楽になりました。日本の山で例えると乗鞍岳が2469mですのでその頂上より100m上で生活していることになります。

職場では地元の人たちも皆上り坂を歩くと肩で息をしていますので、普段生活していても人間の体は酸素不足には順応できないのだと感じています。

さて、私にはソガモソに来ると決まった時から是非確認したかったことが一つありました。皆さんも『富士山の頂上ではお湯は100℃まで上がらないのでご飯がおいしく炊けないという話はご存じだと思います。それを自分の目で見てみようと思い、先日実験してみました。その結果91.5℃で水が沸騰し、それ以上温度は上がりませんでした。インターネットでも沸点を求める計算式がいくつも公開されていますが、その結果通りでした。水が沸騰している時の温度計を目の当たりにして改めて高地にいる実感が沸いてきました。

今回のの新発見は標高2600mでは91.5℃でお湯が沸く、でした。

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