JICA海外協力隊の世界日記

全てに感謝 in vava'u

ババウが好き。でもハーパイも好き

トンガは主に4つの島から成り立っています。

首都のある本島トンガタプ

エウア; 本島から少し南に、船で2,3時間、飛行機で約10分

ハーパイ; 本島から北へ、船で12時間くらい?飛行機では約45分

ババウ; 本島から北へ、船で24時間、飛行機で約1時間

ババウから更に北にニウアフォオウ、ニウアトプタプもありますが、比較的人口が多い4つが上記です。(トンガ全人口約10万人。私の地元愛知県江南市とほぼ同じ人口です)

ちなみにババウからハーパイは船で6~8時間ほど、飛行機で約30分行けます。

私がババウに住んで個人的に感じていることは、各島の結束力。特に本島以外の島の結束力。

ババウ人はババウを誇りに思っているし、ババウ人が好き。

それが人を動かす力にもなっているように感じます。

もう3ヶ月ほど前になりますが、ハーパイへ行ったときも同じようなことを感じました。

ハーパイ人はハーパイを誇りに思ってるし、ハーパイの人が好き。

ハーパイはババウより町にゴミが少ないとの情報を聞き、一度自分の目で見てみたくてハーパイに行った私。

離島同士(本島から離れているという意味で)、学べる事、ババウにも活かせるアイディアがあるではないかと思い

ハーパイのガバナーズオフィス(知事のいるオフィス、省庁のオフィスが入っている建物)に足を運んでみました。

ハーパイに行くのも思いつきであれば、ガバナーズオフィスに足を運んだのも思いつきで

私的旅行ということもあり、もちろんアポがあるわけではありませんが、ここはトンガ!どうにかなってしまいました。

まず受付?のようなところで私がどこの誰で今ババウでなにをしているかなど一通り話したら

『日本人の○○さん知ってる??』と言われ、名前は知っていたのでしっているよ。と答えた途端から、とーーーーてもフレンドリーになり、廃棄物管理のことよく知ってる人紹介するね。と、その人のところへ連れて行ってくれました。

そしてそこで紹介されたのがサロテという内務省の女性。また同じように自己紹介をしたところ、同じように『日本人の○○さん知ってる??』同じ反応をしたらまた同じようにとーーーってもフレンドリーになり、とても丁寧に色々と答えてくれました。

1時間ほど廃棄物に限らずハーパイでの暮らし、日本人との関わりなど、いろーーんなことを話していたところ彼女から提案。

『きっと知事もあなたと話したいと思うわ~会ってみたらどう?』

そんな気軽に。会えたら嬉しいですが。。。

次の日朝から大雨。

ハーパイ知事とお話し。なんてフレンドリーなのーーー!!

そしてハーパイのことをとっても想っている姿が印象的。

結局1時間くらい彼のオフィスで話して、その後彼の車で町中を案内してもらい、この先ここを改善したい、その為にこうやって今動いている。というような説明付き。大雨の中感謝でいっぱいの朝でした。

今までのJICAボランティア、JICA関係者、日本大使館関係者、トンガに訪問した日本人、日本国民からトンガへの支援。あらゆる人のお陰で今の自分があるなぁと実感。

写真はハーパイ知事と。ハーパイでよく利用したカフェのオーナーと3人で。

感謝

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