JICA海外協力隊の世界日記

a journey to the better future

#7 ジャマイカの今 うれしかったこと

久しぶりに同僚とwhat’s appでビデオ電話をしました。
日本は朝の9時。向こうは一日前の夜の7時。
部屋を暗くして、何か映画を見ているようでした。

いつ晩御飯食べるの?と聞くと「4時半」「できたらすぐたべるんだ」と。
ジャマイカ人のdinnerはお昼を過ぎてから食べる量の多い食事のことを言います。また食べる時間も日本のようにある程度3食で時間が決まっているというのでもないような印象があります。そんな文化的な感覚の違いもおもしろいなと思います。

ひとまず同僚、その娘たちの元気そうな顔が見られてハッピー。

配属先の子どもたちの様子も教えてくれました。ジャマイカ全土で今学校は閉鎖されていて、私の配属先も教育省から同僚たちへ給料が支払われているため、同僚たちは“働いていますよ”ということを示すために各家庭に連絡をして、家でできることの提案をしているそうです。

○○がスプーンを使えるようになったよ、△△には外遊びを、□□にはトイレットトレーニングを、××には手遊び歌をするように伝えたよ、などと教えてくれました。私が任地にいたときに提案していたものも採用されていました。また他にも「多動で感覚を求めている子には外遊び」など、一人一人に大まかに適したアクティビティーを提案していて、柔軟に提供するアクティビティーを考えて伝えることができている、と思いました。1年一緒に働いて、なんとなく子どもの特徴をつかんで、その子に合いそうなアクティビティーがわかるようになっている、ということをうれしく思いました。同僚たちの柔軟性の高さとCBRの力に感心しました。あまりセンターには足を運んでいなかったお母さんとも話ができたようで、お母さんも子どもにどんなことをしてあげたらよいかわかって喜んでいたようです。私も同僚のサポートが何かできればと思いました。

各家庭にはWi-Fiを設置しているところもあればないところもあり、それが休校中の学生の自宅学習にも大きく影響しているようです。Wi-Fiを契約できない家庭は、クレジットを100円程度から買って、それを通話やインターネットに使うことができます。100円で確か10分ほど通話できたかと思います。

ひとまず子どもたちは家で元気にしているようです。同僚たちはみな近所に住んでいるので、お互いの様子もすぐにわかるそうです。マンデビルの様子も変わらないようです。みなマスクをしているとのことでした。スーパーなどの物価は少し高騰しているようです。ジャマイカの新規のCOVID-19の人数は1日2人程度になり減ってきているのですが、夜間の外出制限が依然あります。同僚も子どもたちもその家族もなるべく家にいて、外出するときもすぐに帰ってくるようにしているとのことでした。同僚や子どもたちの家族周辺ではわかりませんが、ジャマイカ全土では仕事がなくなって、困っている人もいるということをちらほら聞きます。

ひとまず、子どもたちが元気にしていることを知れて、同僚たちも家庭に働きかけていることを知れてよかったです。私も励みになりました。
Stay home中にみなでできることを協力してやっていこう。

写真は同僚のヤギで、このヤギにBabyが2匹生まれたそうです。

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