2023/01/09 Mon
活動 環境
#5 私の活動 - コミュニティコンポスト
新年あけまして
おめでとうございます。
。
。
チュニジアで過ごす
最後の年越しでしたが、
友人とのパーティやそば作りなど、
おかげさまで充実した時間を
過ごすことができました。
。
思えば、去年の今頃は
言語や活動に関する不安が多く、
協力隊特有の悩みがありましたが、
その後、徐々にできることが増え、
配属先の方からの信頼も
得られるようになりました。
。
今年の目標としては、
引き続き地道に活動に取り組みつつ
生活の面でも色んなことに挑戦し、
残りの任期を全うしたい
と思います。
さて、
今回も私の活動について
ご紹介します。
。
今回のテーマは
「コミュニティコンポスト」です。
。
コンポストは、
枯れ葉や家庭ごみなどの有機物を
微生物や菌によって分解発酵させて
「堆肥」にしたものを指しますが、
それを地域共同で行おう
という取り組みです。
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このアイデアを
取り入れたきっかけは、
日本の「黒川温泉」での取り組み
との出会いです。
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私は2021年の派遣前、
協力隊活動へのヒントを求め、
京都の京エコロジーセンターで行われた
「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」
に関するセミナーに参加しました。
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このセミナーでは、
主にオランダでの事例が
紹介されていましたが、
そのほかに
「黒川温泉一帯地域
コンポストプロジェクト」が
取り上げられていました。
。
このプロジェクトは、
温泉旅館から出る食品残渣や
温泉街の落ち葉を活用して
完熟堆肥を作り、
その堆肥で農家が野菜を育て、
できた野菜を旅館で調理して
お客さんへ提供するという
一連の取り組みです。
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私はこの話を聞きながら、
「地域全体で協力し合い、
お互いに “Win- Win”な形で
環境への負荷を軽減させる」
素晴らしい取り組みだなと
感動しました。
。
そして、
派遣から半年が経った頃、
活動計画として配属先に
紹介してみました。
配属先の方々は既に
コンポストの知見があるため、
すんなりと理解をしてくれ、
さらに既存のプロジェクト下で
このアイデアを取り入れる
可能性まで示してくれました。
。
一方で、実現のためには
地域住民による適切な処理や
堆肥の安定かつ持続的な管理が
必要不可欠であるため、
難しいのではないかという
慎重な意見も挙がりました。
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そういった中、まずは
既存のプロジェクト下での
家庭用コンポスト提供に加え、
市に協力してもらいながら
廃棄物収集の現状調査を
行っています。
。
今後も活動を継続しつつ、
このアイデアを徐々に浸透させ、
任地の特色を生かしながら
この計画を実現させたいと思います。
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