2023/01/17 Tue
活動 環境
# 6 "Shouf Green (緑を見て)"
こんにちは。
.年が明け、
正月感を味わうことなく
早くも半月が過ぎました。
.
実は1月15日は
「小正月」とされ、
江戸時代では、
商家などで奉公人として
働く子供が実家に帰省する
貴重な日だったそうです。
.
「かくばかり偽り多き世の中に
子の可愛さは誠なりけり」
.
これは、
そんな親と子の再会を描く
「藪入り」という落語の
前置きとして語られるまくらです。
.
ざっくりいうと
「今も昔も親が子を思う気持ちは
変わらない」という意味ですが、
私の同僚も毎日活動中に
息子さんとテレビ電話をしたり、
写真を見てはニヤニヤしていて、
子供への愛をいつも横で感じています。
さて、今回は私の配属先が行う
プロジェクトの紹介です。
.名前は“Shouf Green”
“Shouf”はアラビア語で「見る」
という意味です。
このプロジェクトは
ある国際NGOから
支援を受け、去年始動しました。
.
地元の高校生たちを対象に、
気候正義を学ぶ環境クラブ、
絵画や演技を学ぶワークショップ、
動画編集を学ぶシネマクラブなど、
環境における彼らの問題意識を
効果的に発信するため、
幅広く活動を展開しています。
.私は主に環境クラブの中で
気候変動について、専門的な情報や
世界の最新の動向などをわかりやすく
伝えられるように資料を作っています。
.
参加者のみんなは
いつも積極的に発言してくれ、
クイズを織り交ぜながら進めると
さらに食いついてくれます。
子供たちは
学校や塾で忙しい中
素直に一生懸命、
そして楽しそうに
活動に取り組んでくれ、
私はその様子を見ながら
いつも元気をもらっています。
.
今後も、
少しでも彼らの力になれるよう、
そして若者発信の環境啓発に
貢献できるように頑張ります。
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