JICA海外協力隊の世界日記

日本の裏側からお便り~標高3600m越えLa Pazより~

Vol.30 セブラグループを知ってもらいたい~後編~

前回の投稿から時が経ってしまいましたが。。

セブラグループの魅力を引き続きお届けします!!

この記事を読んだあなたは、セブラグループの虜になることでしょう(笑)

今年23周年を迎えるセブラグループは、団体のミッション、ビジョンやプロトコル等が毎年引き継がれています。

ミッション:規律や価値観の強化・定着のために啓発活動を行い、市民の行動変容を起こす。

ビジョン:市民の手本としてより良い価値観を示し、多様な街づくりを実現する。

ラパス市の老若男女から愛されているセブラグループ、市民の前でその着ぐるみを脱ぐことは禁じられています。幼児はセブラが本物だと信じているため、彼らの夢を壊さないためです。(なんだかミッキーマウスみたい)

続いて、セブラ フィロソフィー(掟のようなもの)がこちら。

教育は禁止することではない相手の立場に立つ、など全部で10個ありますが、中でも私のお気に入りがこちら。

愛をもって人々を征服する(虜にする、といったニュアンス)

この言葉に、セブラ魂が詰まっているように感じます。

人々の好ましくない行いを厳重注意するのではなく、人々自身で自省し変化することを促すために、声のかけ方やどんなメッセージを届けるかを工夫します。

セブラグループの学生たちは、

自分の街のため、そこに住む市民のために、内部から変化を起こそうと奮闘するボランティアなんです!!!

「セブラになる」ことは決して簡単なことではありません。

シマウマの着ぐるみを着て活動を行うのは、当然肉体的に疲れます。また街では悪態をついてくる市民がいたり、どんなに行動変容を促しても変化が見えなかったり、日々忍耐力も求められます。それでも、

彼らの情熱は絶えません!!!!!!!!!

毎年メンバーが変わるセブラグループですが、燃え続けるセブラ魂は次の代へと引き継がれていきます

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