2019/05/30 Thu
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日本でしかできない体験を!!~日本遠征15~ さわやかNo,64
今回は,ブラジルの子どもたちが日本でした体験にクローズアップ!!
【その① 電車体験♪】
ブラジルではなかなか電車に乗る機会がない子どもたち。
以前,No,46でも取り上げましたが,ブラジルは果てしなく大きな土地の関係上,人を乗せて走る電車があまり走っていません。
そこで,普段電車に乗らない子どもたちが,日本の電車を体験することに!!
関西外国語大学へお邪魔した日のこと。
最寄りの樟葉駅から枚方市役所のある枚方市駅まで,3駅だけでしたが電車での移動をしました。
改札で切符を取ること,時刻通りに電車が来ること,電車は静かに乗ること。その全てが彼らにとっては新しい経験。(私が住むサンパウロでは全てが真逆!)
隣の車両の小学生たちが,ブラジルの子どもたちの存在に気付き,わー!と手を振ってくれていたのですが,シャイな子どもたちは振り返すことができず。笑
まぁでも,この電車文化も日本ならでは。ああいう時はどうしたらいいのか,困ったことでしょう。
わずか10分ほどのことでしたが,気に入ってくれていたようなので良かったです!
【その② 日本のラーメン食べてみた!】
「日本のラーメンが食べたい!」
子どもたちが日本に来る前から散々言ってた言葉。やっとのやっと,食べることができました。
僕自身も久々に食べる日本のラーメンの味。たしかに,すんごい美味しいな!
みんなフーフー言いながら,美味しそうにペロリと食べていました。
お寿司に焼肉にラーメン。ブラジル料理も美味しいですが,日本の食文化も最高。
舌の経験もたくさん積んで,ブラジルへ帰ってくださいな!!!
【その③ 日本のお風呂体験!】
この遠征では,毎日近所のスーパー銭湯に通いました。男チームは,男8人全員で入浴。
ブラジルではシャワーを浴びるのが一般的なので,タオル一枚だけで,あんなに大勢の人がいる中でのお風呂の経験はなかなかありません。初日は,タオルで必死に前を隠しながら,恐るおそる中へ入っていく子どもたち。
“掛け湯をしてから浴槽につかる”や“タオルはお湯につけない”“使った桶や椅子は綺麗に片付ける”“ロッカーの100円は返ってくるから取り忘れない”等,日本の銭湯の覚えなければならないマナーやルールに,最初は戸惑っていた子どもたち。
しかし,毎日通うものですから,次第にマスターしていきます。
5日目ともなると,自分たちで背中を流し合い,肩までつかって全員で60まで数えて上がっていく。初日は私も付きっきりだったものの,もう何も言わなくても良い状態に彼ら自身で動けるようになりました。番台のおじさんにも顔を覚えてもらい,「ごゆっくり〜」と声を掛けてもらえるように。
日本の最高の文化・お風呂。また,日本に来る機会があればこの時の光景を思い出してほしいものです。
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☆次回 活動8日目『夢のような光景』へ続く...
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