JICA海外協力隊の世界日記

人類みなアミーゴダイアリー in BRASIL

共に始まったチームの集大成 さわやか No,86

11月はブラジル野球の集大成の月。

年明けにチームが始まり,11月の全国大会をもって年度の活動が終わります。

まだ私がブラジルにいる時の1月に始まったチームもこの11月最後の全ブラジル 大会に臨みました。
監督として11歳・12歳のチームをスタートさせ,帰国の際に現地のコーチに引き継いできた思い入れのあるチーム。(チームが発足した時のことはNo,47で綴っています!)→https://world-diary.jica.go.jp/hirosetakuya/team/_no47.php

今回の大会に出発する前にも,選手や保護者から「先生,今まで指導してくれてありがとうございました。このチームでは半年だけしか一緒にできなかったけど,先生の魂はここにあり続けています。頑張ってくるので応援よろしくお願いします」という内容のメッセージが届きました。泣いてやろうかと心から思いました。

地球の反対側でこのように繋がれていることが何よりもパワーになります。

試合の様子は,Facebookのライブ配信で中継をしてくれました。日本の家にいながらも,向こうの子どもたちの頑張りが見えるって。技術の進歩に感謝感謝です。

迎えた1試合目は,出場選手全員安打でうちに打ちまくって5回コールド勝ち。

最も長い時間一緒に自主練習してきた選手が2ホーマーの活躍で画面越しにめちゃくちゃ感動。

その後,二日間を通して計4試合を戦い抜き2勝2敗。「優勝してきます!」と彼らが宣言していた結果には及ばなかったけど,送られてきた写真はそれぞれのやりきった表情が写っていました。

日本に帰国しもうすぐ半年になりますが,いまだに彼らと毎日一緒に野球をしている感覚になるのは,共に過ごした時間が濃かったからなのでしょうか。

早くみんなと再開できる日が今から楽しみでなりません。

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