JICA海外協力隊の世界日記

人類みなアミーゴダイアリー in BRASIL

出前講座@大阪府立佐野高等学校 さわやかNo,87

2019.11.28 出前講座@佐野高等学校

大阪府の南側。泉佐野市にある高校,佐野高校にお邪魔して出前講座を行いました。
高校一年生に対して,世界の子どもたちの様子や活動体験を中心に,「世界を考えるきっかけを与えてほしい」という内容の依頼をいただきました。

今回の学校は,大阪の中でも歴史ある校舎を構える学校。
1年1組の教室に通してもらい,講義を行いました。初めからノリの良いやりやすい雰囲気。

今回は私の2年間の活動を中心に体験談を話させていただき,事前にいくつかの質問をいただいていたので,それにお答えするような形で進めていきました。
そして,2年後を見据えた進路決定について,私なりの考えをお伝えさせていただきました。


では,以下生徒さんの感想を。

☆将来の夢ははっきりと「これ!」と決まっていないけど,自分は英語・ピアノが得意で大好きなので,それを活かしたいと思っています。今日の話を聞くまでは,早く夢決めてそれに向けての大学も決めなアカン(泣)と思っていたけど,話を聞いて気が楽になったし,JICAに興味を持つことができた。

★国際交流委員になってよかった!友だちとか部活とか進路でめっちゃ悩んでたこともめっちゃ小さい事に思えた。今,授業で「探究」と言う授業があって,自分は「なぜ,日本にはJICAがあって,日本人が外国で活動するのか」を考えると止まらなくなって調べてたんですけど,廣瀬さんの話でちょっとヒントをもらえた気がします。グーパンチ好きです。

☆“〜になりたい”ではなくて,『〜みたいな人,〜な人生でありたい』という考えがすごくいいなと思った。
私は小学校の時から看護師になりたいって思ってたけど,人の気持ちに寄り添える人でありたい,誰かと関わって豊かな人生を送りたいって考え方に変わった。今は嫌なことが多くて,全部全部嫌で何もしたくないってなってるけど,今しかできないことを全力で楽しみたいと思う。

☆日本とブラジルは真反対にあって,とても遠い国だけれど,本当はとても近い国なんじゃないかなと思いました。

★将来のことを考えても全然何をしたらいいか分からなくて,そんなんでいいんかなと思っていたけど,この職業をしたいとか決めなくても,こんな人間になりたいっていう感じで楽しく生きたらいいことがわかって気持ちが楽になりました。

☆もしこの先,自分が何かに道を塞がれたとき一度日本から離れて,新しい感覚を見つけにいくのもありだなと思えるようになった。

★廣瀬さんは何ごとも自由に挑戦していてすごいと思いました。“成功したらヒーロー失敗してもチャレンジャー”という言葉には勇気づけられました。
私はころころ夢が変わるので定まってませんが今の夢はCAです。全く英語は話せませんが…。先生の姿を見て頑張ろうと思えました!


型にとらわれるのではなくて,自分の思うように人生を楽しめばいい。
これは私がブラジルの2年間の生活と,周辺の国を旅して,南米の人々から教えてもらった生き方です。

目の前の決められた時間の中で生活するには,いろんな障壁がある。その中でいかに自分を輝かせながら,人生を豊かにすることができるか。
明るい将来を生きたいと思ってるはずなのに,他人の意見や理想でその幅が狭まってしまうのはおかしな話。自分の人生,自分で切り拓いていったらいいんやで。そんな話を今後も,日本の生徒・学生の皆さんと一緒に考えていけたらな〜。

☆ブラジル文化の中でめちゃくちゃ好きだった,ハイタッチしてからグーでコンッとお互いの拳同士をぶつける挨拶をみんなに伝えると,とっても気に入ってくれました!嬉しい嬉しい♪

佐野高校1年1組のみなさん,楽しい時間をありがとうございました!

ハイタッチグー!!

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