JICA海外協力隊の世界日記

ジャマイカ×水泳×パラリンピック

マニュアル作り

歩きながら食べることはマナー的にあんまりよくないと言われたので、

じゃあ、その辺にゴミを捨てるのはどうなんだ?

と聞き返したら、珍しくジャマイカ人に黙り込まれました。

こんにちは。

街で食べ物を持って歩くとすぐに人気者になれます、本間です。

日本では食べ歩きというものは段々と容認されてきているような印象で、むしろ祭り等では食べ歩きをしやすいように食べ物も提供されるようになってきているのではないかとも思います。

ただ、ジャマイカでそれをやると、子ども大人関係なしに取り囲まれて食べ物を求められるので注意しましょう。

ところで上の写真は、プールに一足だけ沈んだ靴の画。

ペットボトル等が投げ込まれているときはたまにありますが、靴とは驚き。

もう片方の行方が気になるところですね。

ゴミはゴミ箱へ。大事です。

今回は活動の報告を少々。

ジャマイカでは、7月、8月、そして9月の上旬まで学校はお休み。

その間子どもの指導が特になかったので、他に何かしようと思いついたのが水泳のマニュアル作り。

陸上の本はたくさんあるのに水泳の本はちっとも見かけませんし、職場にも水泳に関する本は何にもなかったので、せめて泳ぎ方だけでもと思い作成を試みる。

まずは書く内容をバーッとまとめ、英訳。

その時点で、英語が苦手な私はつまずきの連続。

最初は表現の仕方が分からず、調べる所からちょっとずつ始めました。

例えば日本ではクイックターンと扱われる自由形のターンは、英語ではフリップターンと表現したり、平泳ぎのスタート動作であるひとかき一蹴りは、プルアウトと表現したりします。

そして、一目で理解してもらうには写真が重要。

ということで自分がモデルとなり、呼吸の仕方や泳ぎ方はもちろん、飛び込み方やターンの仕方までひたすら写真を撮り続けました。

良い例と悪い例、比較できるようにどっちも撮りましたが、飛び込みの失敗例が一番怖い。

わざと腹打ちするのは、その怖さを知っているからこそ逆にできなかったり、うまく飛んでしまったりします。

その後はムービーで撮って動画を写真にして切り貼りする簡単な作業ですが、良いポイントを探すのに苦労します。

しかし肝心の撮影日、気合を入れて持ってきた水中カメラは、プールの濁りで泳ぎが見えず、結局上から撮影のみ。

塩素は入っているため綺麗ではあるのだが、逆に泳ぎだすと塩素が舞ってしまい見えなくなるという…

日本のプールは当たり前のように透き通っているけれど、やはりあの環境を維持できることは恵まれているというのを改めて感じます。

結局、水中撮影は先延ばし。

屋外プールとはいえジャマイカは常夏ですし、いつでもできると思うと年内にできればいいかと思ってしまうのがジャマイカ思考。

次は一体いつになることやら…

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