JICA海外協力隊の世界日記

がんばれ!ブータン柔道KIDS

自動遅延再生装置?その正体

先日、生徒たちとピクニックに行ってきました。ピクニックとは言っても、標高3000mにある修道院まで往復にかかった時間は6時間以上...なかなか険しい道のりでしたが、娯楽の少ないブータンではピクニックは人気のイベントです。

さて、柔道だけではなくスポーツ全般において言えることですが、短期間に上達するコツは正しいイメージを持ち、実際の動きをそれに近づけることです。しかし自分の動きを客観的に分析することは、そう簡単にできることではありません。そこを何とかできないだろうかと考えていたところ、よいものを見つけました。

これは、パソコンについているカメラで映した動画を「自動遅延再生」してくれるフリーソフトです。

例えば、パソコンの前で投技の打ち込み練習をすると、「何秒後かに遅れて」その様子を自動再生してくれるので、自分のフォームを簡単に確認することができます。(秒数は調整可能です。)つまり、

録画ボタンを押す→位置につく→動作を行う→カメラの位置に戻る→停止ボタンを押す→再生する

といった一連の面倒な作業が不要で、すぐに反省点を活かすことができます。

日本の友人からもらった古いパソコンを道場に置いて、生徒がいつでもこの「自動遅延再生装置」を利用したり、柔道の動画を見たりできるようにしました。

果たして効果は現れるのか?期待しているところです。

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