2015/11/28 Sat
文化
ブータンの猿 ラングール
ブータンに暮らして二年目、すっかり日本の祝日や季節を忘れつつあるのですが、日本のニュースを通じて「日本はもうそんな季節なのだなあ」と思うことがよくあります。そのひとつが「年賀状の発売」。来年は申年、私の干支でもあります。先日、首都郊外の寺院をネパールのチームと訪れた際、たくさんの猿がいたので、その写真を紹介したいと思います。
ラングールと呼ばれるこの種は、、南アジアに広く分布している猿です。ラングールはサンスクリット語で「やせたサル」、ヒンディー語で「長いしっぽ」を意味するそうで、ふさふさの毛に覆われているので実際にはそこまで細くは見えませんが、黒い顔とそれを覆う白銀の毛、長い尾が特徴です。
その他、ブータンの高地ではユキヒョウ、ベンガル虎、レッサーパンダ、インドに近い南ブータンの低地にはゾウなどが見られるそうです。国内の最大標高差が7,000m以上もある国ですので、動植物の種類は多様で、バラエティに富んでいます。
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