JICA海外協力隊の世界日記

Abaibai! ケニアぽれぽ~れ日記

バナナでお菓子作りに挑戦! 〜活動紹介その2〜

 
 
ジャンボー!!(公用語のスワヒリ語で「こんにちは!」)

ケニアで活動中の伊治です。

 

前回に引き続き、任地での加工品づくりについて書きます。

今回はバナナを使った加工品のご紹介です!



私の任地ケリチョではバナナを栽培している農家が多く、

マーケットではたくさんのバナナが売り買いされている様子をよく目にします。


バナナと聞くと黄色いバナナをイメージされるかと思いますが、

ケニアでは緑色の「マトケ」と呼ばれるバナナも栽培しています。



マトケは主に食用として栽培されており、

沸騰したお湯に皮ごと入れて15分ほど茹でると

ホクホクとしたジャガイモに似た食感のマトケの完成です。

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現在の活動では、意欲的な農家さんとともにバナナを使った加工品作りに取り組んでいます。

私がいくつかレシピを提案し、農家さんが興味を持ったものを作るようにしています。

これまでに作った加工品を3つご紹介しますね。


①チップス

茹でていないマトケを薄く切り、1時間ほど天日干しして水分を飛ばしたら油で揚げます。

最後に塩を振りかければできあがり。

手間が少なく、簡単に仕上がるので農家さんからは大好評です!

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形が数種類あるのは農家さんからの提案。形によって食感も異なります。

チップスは人気があり、マーケットで売るとすぐに完売です!


②クッキー

黄色の熟したバナナをつぶし、小麦粉、バター、砂糖、ベーキングパウダーと混ぜ合わせ、

こねて平たく伸ばし、型でくりぬきます。

ケニアの農家さんの家にオーブンはないので、鍋を使って火加減を調整しながら焼いていきます。

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「家でクッキーが焼けるなんて!」と子どもたちは皆大喜び!

ほのかに甘く素朴な味がお客さんからも大人気でした。


③チャパティ

ケニア人が食べ慣れているチャパティ。

トルティーヤに似ており、チャイを飲む際に一緒に食べます。

今回は黄色の熟したバナナとマトケの両方を使って作りました。


つぶしたバナナに小麦粉、塩、砂糖を加えて

平たく伸ばし、油を加えながら数枚重ねで焼いていきます。


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結果は少々塩が足りないという評価。

これを踏まえて、次回は味付けを工夫してみようという話になりました。



こうして作った加工品は近所のマーケットで歩き売り販売しています。

最初は110ケニア・シリング(日本円で約10円)と安価な値段設定。



そして購入してくれた方にはその場で味、形、価格、サイズなどについて率直な意見を聞き、

どのような商品なら消費者が手に取りたいと思うのかマーケット調査をしています。



「味付けが薄い」「このサイズで10シリングは高い」などなど。

意外と皆さん厳しい意見も率直に伝えてくれるのです…!

こうして得た意見を次回の試作に活かします。



私が加工品のレシピを提案する時に心がけているのは、

“なるべく少ない材料コストと時間で作れること”

そして、“普段食べ慣れている食品にひと工夫加えた商品であること”です。



普段、農作業や家事で忙しい農家さんにとって、加工品づくりに時間を割くのは大きな負担。

そこで短時間で且つひと手間加えれば作れる加工品を提案しています。



商品が売れた瞬間は喜びもひとしお。

農家さん自身も少しずつ自信がついてきた様子が伺えます。

加工品作りはまだまだ道半ばですが、

今後は販路拡大にも力を入れていきたいです。



それでは、また。

コンゴイ!(現地語キプシギス語で「ありがとう!」)


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