JICA海外協力隊の世界日記

Abaibai! ケニアぽれぽ~れ日記

ケニアの大自然に魅せられて


ジャンボー!!(公用語のスワヒリ語で「こんにちは!」)

ケニアで活動中の伊治です。



今回は旅行の思い出を書きます。

「ケニア」と聞くと、ライオンやシマウマのいるサファリを想像する方も多いのではないでしょうか?

ケニアには59か所の国立公園、国立保護区、動物保護区があります。

その中でも特に人気の「マサイマラ国立保護区」に行ってきました!!


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まずはマサイマラ国立保護区の紹介から。

ケニア南西部に位置していて、首都ナイロビからは陸路で4〜5時間かかります。

「野性動物の宝庫」と呼ばれる世界的に有名な国立保護区のひとつです

シマウマ、ガゼル、ゾウ、キリンなどの草食動物をはじめ、ライオン、チーター、ハイエナ、ジャッカルなどの肉食動物、他には鳥類も多く生息しています。

肉食獣・草食獣あわせてその種類、個体数が一帯の保護区の中で一番多いと言われており、その動物たちを間近で観察することができます。




私が思うサファリの魅力は、「絶対はない」ということ。

これは野生だからこその楽しみ、醍醐味なのかもしれません。


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私たち観光客はサファリカーに乗って、時には無線からの情報を頼りにガイドさんと一緒に動物を探します。

そのため動物園とは違って、目的の動物と出会えるかはその日の運次第…!



ですが、その偶然を見つけるのが逆に面白さなのです。

狩りを終えたばかりのチーターと出会えたり、ライオン家族の食事シーンが見れたり、象の親子が寄り添う姿が見れたり。。



どこまでも広大な大地、そこで営まれる弱肉強食の世界、動物たちのリアルな息づかい。

一度行くと虜になり、世界観が変わります。これ本当です。




今回の旅程は3泊4日。

初日と最終日は移動日だったため、なか2日でサファリを楽しみました。


お待たせしました!ここからは動物の写真をお見せします!


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サファリの朝は早いです。6:00頃にはホテルを出発します。

サファリで見る朝日は何度見ても美しい。

今まで初日の出くらいしか立ち止まって朝日を見たことはありませんでしたが、太陽が放つ暖かさと光強さは特別ですね。




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朝からチーターに遭遇!ラッキーです。

一頭でしたが、遠くを眺めていたので、おそらく朝食の獲物を探していたのでしょう。

できれば世界最速の走りを見てみたかったですが…。それは次回の楽しみにとっておきます。




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こちらはジャッカル。

木の木陰で、上を見ながら何かを待っている様子でした。

ガイドさんによると、鳥の巣から卵が落ちてくるのを待っているのだとか。



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象の親子。群れで食事をしています。

こうして親子で寄り添う姿を見ると、こちらも心がほのぼのします。


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チーターのカップル。

毛づくろいをしています。表情が愛おしいですね。



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そして今回の旅の目的。「ヌーの大移動」です。

毎年7〜10月、ヌーたちは新しい草を求めて、セレンゲティ国立公園(タンザニア側)からマラ川を渡って、ここマサイマラ国立保護区(ケニア側)へと移動してきます。

しかしそのマラ川には、ワニなどの天敵が潜んでいます。彼らは命がけで新天地を目指すのです。

私達がサファリに行った時期は、大移動が始まったばかりの時期だったため、まだ一部のヌーしかケニア側に到達していませんでした。

ですが、対岸にはタイミングを伺うヌーやシマウマの姿が…!(サファリカーが入り浸っていたため、夕方頃になると移動を開始するそうです)




サファリは何度行っても、毎回新たな発見があります。

ケニアを訪れた際はぜひマサイマラにも足を運んでみてください!



今回の投稿はここまで。

それでは、また。

コンゴイ!(現地語キプシギス語で「ありがとう!」)

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