2020/05/05 Tue
活動
デイケアセンターの食事


サワディーカー
引き続き「どうしてる?」「そっちはどんな感じ?」と配属先やタイの人とお互いに連絡を取りながら生活をしています。
以前の記事で配属先でウケた料理の紹介をして、今回は私が毎週木曜日に行っていたデイケアセンターでウケた料理を紹介しようと思ったのですが、今思い出してみると、あまりウケたものがなかったような…
(ちなみに、今まで 巻き寿司、卯の花、米粉うどん、ポテトサラダ、いちご大福等、月に一度程度和食を作ってみましたが、あまりウケはよくなかったです…)
そこで、今回はディケアセンターの食事について少し紹介します!
1枚目の写真が私が毎週木曜日に行っていたディケアセンターです。ここには1日約3〜5人の高齢者や疾患・事故などで障害や後遺症を持った方がリハビリや運動を行い、身体活動や生活の質の向上を行うために通っています。
スタッフも地域住民の訪問活動と分担しながら、ディケアセンターの利用者さんたちと活動を行なっています。スタッフの仕事は利用者さんたちとセンター内で活動を行いながら、食事の支度も行います(昼食のみ)。
私は昼食の調理補助を行いながら、運動などにも参加して、利用者さんやスタッフと交流しています。


そして、2枚目の写真がディケアセンターでの食事です。
特にメニューは決まっておらず、限られた予算で冷蔵庫にある野菜でメニューを考えながら調理していきます。
基本的にワンプレートで、ご飯とおかずが2〜3品程度(汁物含む)で果物等がつくという構成になっています。
毎食約120食作る病院の食事とは違って、少人数なので、地方独特の食材がふんだんに使われていて、現地の食文化を知るとてもいい機会になっています。
利用者さんが高齢者なので、胃腸への負担と高血圧などの病気を持っている人が多いことをふまえて、香辛料は控えめで、うま味調味料は使用しないという決まりがあります。
代表的なメニューは…
・“ゲーンオーン”(=イサーン地方独特のタイハーブや香辛料を使用した煮物)
・“トムジュットマラ”(=ゴーヤー入りスープ)
・“カイチアオ”(=タイ風卵焼き)
・“カオパット”(=炒飯)
などです。
写真は、ご飯、ゲーンオーン、パットウンセン(卵入り春雨炒め)とかぼちゃの煮物です。


そして、最後に一番ウケた 和食?をご紹介!
私の家の近くのスーパーで、ホットケーキミックスが手に入ったのでこれを使い、バレンタインのイベントもかねて、今年の2月にセンターで "たこ焼き&ミニケーキ” を作りました!
たこ焼きもいくつか作ったのですが、それよりもホットケーキミックスで作った丸いミニケーキの方が丸い形にしやすかったみたいで、みんな楽しんで作っていました!
また、利用者さんが喜んでくれるような料理を提供できればと思います。
では、また!
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