JICA海外協力隊の世界日記

見タイ!食べタイ‼ タイ在記

東北部の厄除け "トゥン(グ)"

サワディーカー

今回は、タイの東北部イサーン地方の伝統工芸品の "トゥン(グ)" を紹介します!

"トゥン(グ)"は、行事や催しものがある際に作られるもので、私の配属先のあるコーンケーン県の一部とお隣のガラシン県が特に有名で、魔除けや厄除けの意味があります。もちろん、普段でも玄関などに飾っているお店などもあります。

とっても綺麗な見た目なのですが、魔除けや厄の意味があるので、飾り終わった後はお寺に持っていく習慣があります。

材料は、竹串と細めの毛糸のみ!
(竹串はある程度強度のある細い棒状のもの、毛糸は刺繍糸などの細めの糸でも代用可能です。)

初めに、毛糸で竹串を十文字に固定していきます。
その後は、毛糸を竹串に一度巻きつけて、隣の竹串に移ってまた巻きつけて…を繰り返していくだけ!
この時にピンッと張ることがポイントと、教えてもらいました。


私が活動先のディサービスで "トゥン(グ)" の作り方を教えてもらっているときは、巻きつける時に、“ピンッと張る” という動作を "トゥン(グ)""トゥン(グ)" というと教えてもらいました。

これをいくつも作り繋げて、大きな "トゥン(グ)" を作ります。

色も単色のものから何色も使ったものもあり、形も4角形・6角形・星形・花形など様々です。

初めて "トゥン(グ)" を見た時にとても綺麗で感動しましたが、今でも何度見ても綺麗だな〜と感動します。




そして、先日、私の配属先からもコロナウィルスの感染者が出たと聞きました。
その対応で忙しい中、「日本は大丈夫?元気にしてる?」と連絡をして来てくれた配属先の人たちは本当に優しいなと思いつつ、自粛生活を送っています。


では、また!

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