2019/10/21 Mon
人 文化 生活
モーラムの季節。


サワディーカー
10月に入り、タイも雨季から乾季になり、朝晩はだいぶ涼しくなってきました。
ある日、職場で「モーラムの季節になったね〜。」という会話が聞こえてきました。
と、いうことで今回はイサーン地方の音楽 “モーラム”について紹介します。
モーラムは、タイのイサーン地方の音楽で、一枚目の写真にあるような3弦のギターの“ピン”や竹で作られた”ケーン”と呼ばれる笙(しょう)を使用して演奏されているのが特徴です。スローペースの曲もあれば、アップテンポの曲もあります。


モーラムの季節とは、各村や集落でモーラムの曲に合わせて、歌ったり踊ったりする季節になったという意味で、中にはコンサート会場が臨時で建てられて、モーラムコンサートが開かれることもあります。
そして、私もモーラムのコンサートに職場の同僚に誘われて行くことに…。
まずは、踊りの前に腹ごしらえ。同僚の職場でご飯をご馳走になりました(2枚目の写真)。
皆でカオニャオを片手に、ソムタム(前回の記事参照)やコームーヤンと呼ばれる豚肉の焼いたものなど家庭料理をいただきました。


お腹もいっぱいになったところで、モーラムコンサートの会場へ。
今回は、臨時で建てられたコンサートステージがありました。ステージでは、モーラムの生演奏や、歌謡ショー、豪華な衣装を着たダンサーたちによる豪華絢爛なステージが繰り広げられていました。
そして、このきらびやかなステージは、なんと夜から翌朝までぶっ通しで開催されていたのです!私は、睡魔に負けてしまい先に帰宅しましたが、イサーンの人たちの音楽好きを知ることができるコンサートでした。
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