2019/11/21 Thu
文化 生活
稲刈り体験


サワディーカー
11月になり、私の配属先の地域では、稲穂が金色になり、収穫の時をむかえました。
ということで、配属先の職員さんのお宅にお邪魔して、稲刈りのお手伝いをして来ました!
配属先の地域では、主食がもち米ということもあり、収穫するのはもち米でした。
天気もちょうどよく、稲刈りに適した気温でした。
まずは、やり方を教わります。
この日は数日前に雨が降り、稲穂も寝ている状態だったので、
カマで稲穂を起こして、穂先の60cm程度のみ刈ります。
根元からは、刈りません。
この地域は、田植えも稲刈りも手作業でしている家庭がほとんどです。
日本でよく見かける農作業用の車もあるのですが、価格が非常に高く、
また収穫できる量も、今のところ手作業のほうが農作業用の車を使うより多いようで、手で刈っている家庭が多いのです。


刈り終わった穂先は、1日程度そのまま田んぼに置いて乾燥させます。
翌日以降乾燥させた穂先を集めていきます。
私は稲刈りよりも、この集める作業の方が足腰にきました。
そのあと、稲穂からもち米の部分だけを取ります。
今回は稲刈りだけを体験させてもらってので、この後の行程は詳しくはわかりませんが、
今は各家庭の駐車スペースや学校の校庭などにブルーシートを引き、その上に収穫した米を広げている様子が多く見られます。


今回、長袖を着て、帽子をかぶり、顔は手拭いで覆って目だけ出す、という日焼け対策万全で臨んだので、日焼けはしませんでした。
でも、一番驚いたのは、サンダル・・・
そう!イサーンの人たちがよく履いているサンダル!
これで稲刈りをしていたのです!
そして、これが意外なことに、とても快適。
長靴は重くて疲れるので、この軽くて通気性の良い(?)サンダルは、とっても快適でした。
稲刈りも終わり、今から新米の季節です。
新米もち米、とっても楽しみです!
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