JICA海外協力隊の世界日記

カメルーン日々是好日

国際平和の日

1016日、国際平和の日のイベントで、村にある高校でセレモニーと植樹式がありました。今年のテーマは気候変動。開会式では、気候変動によって雨季に雨が降らない、雨季の時期が変わってしまう。それによって作物がうまく育たないという問題について話されていました。そして、この気候変動への対策として、今ある森林を守ろう、木を植えようということで、セレモニーのあと植樹を行いました。

高校生たちが、あらかじめ用意されていた穴に苗木を植えていきます。この日は、アボカドの木とパンの木という木材用の木を植えました。

何十年後かには、この草原がアボカド畑とパンの木の林になっているのでしょうか。

日本では気候変動による災害が深刻化していますが、ここカメルーンではまだまだ遠い国の話。セレモニーの中で、「ビニール袋を使わない、捨てない」という話がありましたが、セレモニーの後の会場は、提供された食事に使われていたビニール袋と紙、ペットボトルが散乱。また、そのペットボトルを再利用しようと拾う人も。開発途上のカメルーンがどのように環境汚染と向き合っていけるか、私たちは何ができるのかなと考えさせられました。

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