JICA海外協力隊の世界日記

カメルーン日々是好日

法事

カメルーンの土着宗教の法事に出席させていただきました。カメルーンは、多民族国家で、宗教も人それぞれ。今ではキリスト教の方が多いですが、土着宗教もまだまだ残っています。私が住む西部州の民族はバミレケ族。タムタムという太鼓に合わせて、足元に着けている石のようなものがカシャカシャ鳴らしながら、輪になって踊っています。族長さんの写真を撮ることは禁止(カメラが壊れると言われました)。こういった伝統的な踊りや衣装を写真に撮るとお金を要求されますので、都度許可をとらないといけません。

上の写真は、食事の前の行事の様子。様々な形のタムタム(太鼓)をたたいている人の周りをぐるぐる回りながら踊ります。そして、音楽が止まったとたん、飲み物の争奪戦が始まります。踊りの輪の中心、タムタムの近くに置いてある飲み物めがけて人が押し寄せました。

この日のメニューは、サラダ、ジャガイモ(鶏ガラで炊いたもの)、白米(カメルーンでは油と塩を入れて炊きます)、調理用バナナ(羊と炊いたもの、薄くスライスして素揚げにしたもの)、バトンドマニョック(水で練ったキャッサバ粉をバナナの皮に包んで蒸したもの)、牛モツ(トマトソース煮込み)、魚(素揚げ)、鶏(素揚げ)、ンドレ(ンドレという野菜を落花生ソースで煮たもの)、レギューム(モレンノワールという野菜をニンジンや魚と炒めたもの)。料理は前日から地域の女性たちが協力して作ってくれました。

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