JICA海外協力隊の世界日記

Malo!~常夏の楽園サモア日記~

2015

すっかり遅くなってしまいましたが、明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

前回のブログ更新後、首都に上がり、隣国アメリカンサモアに行ったり、船で小さな島に行ったり、先輩同期後輩隊員と一緒にクリスマスや年末年始を過ごしていました。パソコンを持っていかなかったのでブログ更新が遅れてしまいました。

サモアはキリスト教の国。クリスマスイブ24日は、今まで見たこともないぐらいの人が街に集まっていました。クリスマスに向けた食材を買い込んだり、子どもと一緒にプレゼントを選んだり。買う側も売る側も大賑わいでした。あまりにも人が多すぎて、久しぶりに人ごみに酔ってしまいました。そして25日0時になると教会の鐘がなり、人々は教会へ。歌を歌ったり、イエスキリストの誕生を劇にしたり、みんなで踊ったり。夜遅くまで盛り上がっていたそうです。(実際に教会に行った人に聞きました。)来年は任地でクリスマスを過ごしてみたいと思います。夜盛り上がったので、昼はとても静かでした。みんなきっと家でゆっくり、malolo(マロロ)していたんでしょう。

クリスマス翌日は、ウポル島とサバイイ島という大きな島の間にあるマノノ島という小さな島に行ってきました。2時間ちょっとで島一周できるぐらい小さな島。みんなで釣りをしたり、BBQをしたり、ウニをとってその場で食べたり、ヤドカリを捕まえたり、島一周したりして過ごしました。写真はそのウニの写真です。日本で見たことあるウニの何倍も大きく、甘くて美味しかったです。

二日目は島を歩いて一周しました。すれ違う時に気さくに"Malo!"と挨拶をしてくれる人々。カメラを持って歩いていたら「写真撮って!」と言ってくる子どもたち。おかげでマノノ島のたくさんの子どもたちの笑顔を撮ることができました。小さくてもカメラを向けたら、ポーズを撮ったりウインクしたりする子どもたち。可愛かったです。

年末年始はサモアで売っている食材+任国外旅行のお土産を集結し、日本食を作って日本酒を飲みながら年越ししました。「あとは紅白歌合戦を見て、行く年くる年を見たら完全に日本やなぁ。」なんてみんなで言いながら。とても楽しい年末年始を過ごすことができました。年齢も出身もバラバラ、協力隊に参加することがなかったら会うこともなかったであろう人たちと、こうやって楽しく一緒に過ごすことができること。素敵な出会いに感謝です。

任地に帰ってきてからは、家で家族と過ごしています。音楽を聴いたり、本を読んだり、近所の子どもたちと卓球やバレーボールをしたり、村の中を散歩したり、家族とご飯を食べてビールを飲んだり。昨日は家の裏の海で子どもたちと泳いで遊んでいました。 そして夜。雲一つない快晴で、月もまだ昇っていなかったので、頭上には満天の星空。めっちゃ綺麗でした。写真では分かりにくいかもしれませんが。星はやっぱりサバイイ島が綺麗です。

さて、始まったばかりの2015年。私は現職参加なので来年の3月に日本に帰ります。と言っても1月はほとんど休みなので、実質来年はほとんど活動できる時間がないに等しい。つまり今年2015年度が大事な一年。まだ具体的に何年生に何を教えるのかとかは確定していませんが、自分がここにいることで先生たちや子どもたちに何か少しでも影響を与えられるように活動していきたいと思います。謙虚な気持ちを忘れずに頑張ります。

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