JICA海外協力隊の世界日記

イッペーの花咲く頃

魚屋さん

 私の住むアパートの近くの魚屋さんは少し日本とは違います。まず驚いたことは魚がショーケースに並ぶのではなく、買いたい人が魚の冷蔵庫に入ります。もちろん庫内は氷が解けないくらい物凄く冷えていますので、のんびり選んでいると自分が凍ってしまいそうな感じです。

 次に驚いたことは、海の魚だけでなく川の魚(淡水魚)の種類の多いことです。ブラジルは有名なアマゾンをはじめ大規模水系を有す河川大国。特に世界第二位の6280Kmの長さを誇るアマゾン川のあるアマゾン水系、そのうちブラジル領土は390平方Kmで日本(約38万平方Km)が10個も入るほど広大!この豊かな水の恵みに生息する川魚が売られています。日本でもよく知られるピラニア、ティラピアやピンタード(なまず)などをよく見かけます。タンバキ、トゥクナレはマナウスへの旅行で初めて食べて川魚のおいしさを知った思い出の魚。でも、なかなか川の魚を買って料理するまでには至りませんが・・・。

 最近は手巻き寿司が人気で近海まぐろやチリ産サーモンがよく売れるそうです。日本では敬遠されるボラも、淡水が混流するきれいな海域で収穫され臭みがないのでお刺身で食べられます。今の季節はお腹に子を持ち、日系の方はカラスミや塩辛を作られています。ところ変われば・・・日常の違いが面白い発見に繋がります。

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