JICA海外協力隊の世界日記

井上幸一のクルシェヒル滞在日記

"エルジェスで クルシェヒルへと 猫招き"

カパドキア地方一番の大都市カイセリにあるエルジェス大学の日本語学科講師の新谷知佳さんから58日開催の「日本文化の日」イベントお招きいただき、学生達へのクルシェヒル観光PRの好機だとパンフを持参しました。このイベントは日本語学科の学生が手作りで開催し、今年で11回を迎えるそうです。会場で日本語学科のもう一人の講師朽方修一氏にも面識を得ました。会場は広大なキャンパス内の「KÜLTÜR SİTESİ 」シアターで、ロビーでは日本関連グッズ類の頒布、販売や浴衣姿の記念写真撮影で大賑わいです。

早速、パンフレットをブースの片隅に置かせてもらうと、お隣の招き猫も“おいで、おいで”と手招きで応援してくれます。会場は200名を超える観客で埋まり、浴衣姿の男女カップルMCの進行でイベントがスタート。浴衣のファッションショー、茶の湯(スカーフをかぶったままで些か違和感が無くも無い)、紙芝居、特大折り紙パフォーマンス、日本舞踊(らしき)等概ね伝統的なパフォーマンスに交じって、人気コミック「進撃の巨人」のコスプレ姿の女子学生のダンスも披露され(写真をお見せできず残念)、世界に誇る日本コミックの実力に感服いたしました。

慣れない所作ながら学生達の一生懸命な取組には好感が持てます。面白いのは、終盤に何の脈絡も無く唐突に男女ペアの悩ましげなラテンダンスが始まった事です。日本文化とノリノリのラテンポップスダンスの関係を何と解く・・・ウ~ン、エルジェスは奥が深い! 最後は4人組ロックバンドが登場したので、早々に会場を後にしましたが、来場した学生達の幾人かは確実にクルシェヒルに関心を持ってくれたことでしょう。次回は月末頃の予定です。

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