JICA海外協力隊の世界日記

井上幸一のクルシェヒル滞在日記

「Tourism Week」PART-Ⅱ

前回に続き、ツーリズムウィーク関連のイベント紹介です。425日(土)~26()2日間、アンカラ在住のクルシェヒル出身者有志で組織される民間団体「クルシェヒル財団」の方々と日本でJICAの研修を受けたOB各位を交えたJICA関係者&在住日本人メンバーによる30名ほどの「クルシェヒル合同訪問ツアー」が催行され、快晴の空の下、カマン・カレホユック考古学博物館の訪問から始まりました。博物館ではアナトリア考古学研究所の松村公仁先生に興味深い説明をいただきました。

カマンからクルシェヒル市内を通り抜けて一路県境の街ムジュールまで足を延ばし、財団のご厚意で当地名物ムジュール・キョフテ(一種のハンバーグ)とギョズレメ(トルコ版クレープ)をご馳走になりました。ランチの後、地下都市を見学しました。ムジュールの地下都市は規模はそれほど大きくはありませんが、ここでしか見られないユニークな構造もあって、結構楽しめます。ムジュールからクルシェヒルに戻り、文化観光局付設のシアターで全国的に有名なクルシェヒル・マスター舞踏楽団のミニコンサートを楽しみまし。地元メディアのインタビューの後、近くの市民公園のcaféでチャイで一服してからホテルに向かいました。ホテルでは皆さん温泉でい~い湯だなぁ~とリラックス。

翌日は、アシュク・パシャ霊廟、国民的民族音楽歌手だったネシェット・エルタシュの記念館を訪ねて、街の中心(メイダン)に向い、トルコで初めて職人組合を組織したアヒ・エブランの宿坊跡、天文観測ドームを持つ独特の形をしたジャジャベイ・メドレッセ(神学校)、カレ・ホユック遺跡の丘、オールド・バザール等を見学後、市営レストンラン「アーラル・コナウ」で郷土料理のランチを楽しみ、近くの巨大なパザール(青物市場)や周辺のお店で暫しショッピングに熱中。出発の時間となり、なごりを惜しみつつ一路アンカラへの帰途につかれました。こうして、今年の「Tourism Week」の幕がおりました。次回は5月中旬の予定です。

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