JICA海外協力隊の世界日記

井上幸一のクルシェヒル滞在日記

新オトガル(長距離バスターミナル)、ついに完成!!

トルコではバスが最も便利な都市間移動の手段で、各都市にオトガル(長距離バスターミナル)があります。クルシェヒルでも一昨年から建設中だった新オトガルがやっと完成し、6月から運営が始まりました。新オトガルはセルビュス(無料シャトルバス)で市心から10分程の幹線道路沿いにあり、白亜の外観は“三葉虫”をイメージさせるユニークなデザインです。

ターミナル内はバス会社のカウンターも機能的に配置されており、市内から20分程郊外にある古色蒼然たる旧オトガルとは比較になりません。食事がとれるレストランの併設はありませんが、カウンター式の小ぶりなcafeもあり、(クルシェヒルにしては)結構モダンな雰囲気を出すのに一役買っています。

バスのゲートも判りやすく乗降も便利になりました。新オトガルの最大のメリットは、利用バス会社が増えてバス路線が拡充されたことです。これまでカパドキア観光の中心地ネブシェヒルからクルシェヒルへは市内にある小さな地元バス会社の中型バンを利用するしかなく、外国人旅行者にはまず利用が困難だったのですが、今後は両オトガル間の大型バスでの移動が容易になったことです。個人旅行客のクルシェヒル訪問につながればと期待しています。次回は7月中旬の予定です。

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