JICA海外協力隊の世界日記

さん!サン!SUN! ~アフリカのマラウイからのお便り~

Money ~Tambala~

Muli bwanji?こんにちは。 リウォンデは暖かい日が増えてきました。 あっという間に冬(?)が終わってしまったように感じます。最近のマイブームはバウラー(七輪)で焼く焼き芋です。バウラーを使いながら、下のスペースに入れておくだけで勝手に美味しい焼き芋ができあがります。最高です。

今日はわたしの活動の話をしたいと思います。 このタームからSTD1(日本の1年生くらいの子どもたち。年齢はバラバラです。)のクラスにいって教えています。 言葉はチェワ語なので難しいですが、CP(カウンターパート)と一緒に楽しく授業を行っています。今はちょうど‘お金’の単元に入りました。 マラウイでは2種類のお金の単位があります。Tambala(タンバラ)とKwacha(クワチャ)です。Tambala はkwachaの下の単位(日本円やUSDでいう銭やCent)で、今はKwachaを使うのがほとんどです。kwachaですら、1や10などのコインを見かけることはほぼありません(たまーにスーパーのおつりで律儀な人はくれます)。そして、なんとわたしもマラウイに来て、Tambalaのコインは見たことないです。 が、最初に教えるのはTambalaです。使うことがない、そしてあまり日常との関連性もないのか?と思いながらのスタートでしたが、マラウイを知るという意味では大事なのかなと思います。残念ながら実物を持っている人はいないので、絵を描いて写真を使って教えました。

そして、授業のまとめでは、CPと一緒にお買い物コーナーを作りました。売っているものは子どもたちが家から持ってきたお菓子の包み紙の中に要らなくなったものを入れてふくらませたもの。‘ごみ’として捨ててしまってるものですが、あっという間に子どもたちが喜ぶ商品に生まれ変わりました。

学習に使えるものが本当にないマラウイ(私の学校?)ですが、やっぱり実体験することの大切さを感じました。

では、また今度!Tionana!

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