JICA海外協力隊の世界日記

伊藤のラオス奮闘記

葛生産者への技術研修実施

3月9-11日の3日間で葛生産者に対する技術研修を実施しました。
研修内容は、
『葛編みの技術向上・織り用の葛糸づくり・葛の自然染色』

今回は日頃職場(PMC)が発注をかけているマーン村以外の3村を主なターゲットとし、まだ海外の顧客への製品づくりを行ったことが無い村へ、お客様目線の技術指導をさせてもらいました。この技術研修をスタートとし、3村が新たな扉を開く1歩くとなることを望みます。

県都ではなく村での研修。急な予定変更があったりで、不安と緊張が抜けませんでしたが、CP(カウンターパート)と協力し、臨機応変な対応で無事終えることができました。

研修では初めての試み「葛編み技術コンテスト」を実施。
参加者一人一人に対し、評価基準を基に採点しフィードバッグを行いました。今まで、“なんとなく”の評価だったものが、それぞれに点数をつけることで生産者にとって『①自分が改善すべき点が明確に②自分の技術を客観的に見る機会に③ライバルの存在を認識、意欲の向上』に繋がったのではないかと期待しています。参加者の様子を見ていて感じることができました。
また講師を務めた葛編みのグループリーダーにとっても、明確な評価方法を実際に体験してもらい、今後の製品管理に役立ててもらえるのではと思いました。

この技術研修が生産者の継続した意欲向上・技術向上となりますように。
そして、私を優しく受け入れてくれた村の生産者のみんなが既に恋しい。CPエッグとも意見が食い違う部分もあったけど、協力して成功出来たこと本当に嬉しいよ、いつもありがとう!

*ウドムサイの特産品の中でも特徴的な『葛』
今では世界中のデザイナーやバイヤーからも注目され始めている葛製品。
今後の展開を考慮しても、より多くの葛生産者が技術を向上することはカム族の村人にとってもウドムサイにとっても必要なことだと思います。手間暇のかかった希少価値の高い葛製品・技術を保ちながら、更に現代に適した形を目指していければと思います。

写真①:講師が参加者に教える姿

写真②:葛編みコンテスト入賞者

写真③:講師が作品の技術を採点

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