JICA海外協力隊の世界日記

伊藤のラオス奮闘記

生産者への縫製技術研修②

研修会場は私の職場PMC(特産品センター)

研修中に来客が…

なんと研修で作成したポーチを一目見て気に入って頂き、ご購入頂きました!!

生産者にとって、自分が製作したもの、自分が織った布が目の前で売れる。

これほど嬉しいことはありません。(感動)

5日間でぞくぞくと完成した製品達。

手にとって喜ぶ生産者達。

「この幅をもう少し広げれば、携帯が入るわね…今度はサイズを変えて作ってみるね!」

「自分もデザインしてみたいから切れ端を使って作ってみる!」

と言ってとっても喜ぶ姿が印象的でした。

研修最終日、全ての研修が終わった時間は19時を回っていました。

約5日間で難易度の低い巾着やポーチからスタートし、最終日にはトートバッグが作れるように…(拍手)!!

初めて顔を合わせたメンバーも最後には仲良く和気あいあい。本当に濃厚な5日間。

私は正直、これは絶対売れるよ。なんて断言できる知識も経験もありません。縫製経験もなければ、絶対に売れる製品を作った経験もありません。

でも、1年半このウドムサイで過ごす中でこれは試してみる価値があるのではないか!と心にずっと感じていた

ウドムサイならでは」の特産品を作る。

それによって生産者に技術を向上してもらう。生産者の意欲を高める。村を活性化する。村に収入をもたらす。

まだ小さな1歩だけど、そこに少し貢献できたのではないかと思います。

生産者研修という言葉で一括りにしてしまうとどれも同じように見えるけど、実際は研修内容・研修方法・進行方法・その研修で得るもの感じるもの など一つ一つ異なる。

どのやり方が正解で最適なのかはこの1回では分からないけど、この任地へきて「自分しか出来ない事」をやれた気がします。

継続しなければ意味なし!残りの8か月、自分にできる事をやるのみ!

①ポーチがその場で売れる奇跡

②沢山完成しました

③終了証書授与式全員でぱしゃり

まだ続くかも…!(笑)

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